ムスメが丸一日遊びに来てくれて、午後は3人で映画を観に行きました。ディズニーのCGアニメFrozenはアンデルセンの雪の女王にゆるく基づいたクラシックなお姫様もので、久し振りのディズニーの原点とも言える内容やキャラクター達だけど、さすがによく出来てて評判も上々。
で、ムスメを真ん中に挟んでディズニー映画を観てたら、彼女の子供の頃を思い出して懐かしい気分になったけど、もう大人になって巣立ってしまったし、映画は信じられないくらい技術が進んで、年月の流れをしみじみと感じました。でも、嬉しかったです。
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明後日(12日)に予定されたカドガンホールのレオ・ヌッチのコンサート、かぶりつきの席をゲットして楽しみにしてたのに、ヌッチ爺の体調不良のためにキャンセルになってしまいました しくしく・・・
日本にはよく行くくせにロンドンには滅多に来てくれない重鎮ヌッちゃんを確保して、「ローゼンブラットさん、なかなかやるじゃん、あっぱれ、あっぱれ」、と感謝してたのに、やっぱり駄目でしたか・・・
今年1月ににはファビオ・アルミリアートの代役がアントニーノ・シラグーサになったことを当日になって発表したという離れ業展開もありましたが(→こちら )、今回はそんなミラクルは起こらなかったようで、単なるキャンセル。
コンサートだけでなく、日本からいらしてる友人と一緒に着物で行こうねと準備してたのに、それが駄目になってのも残念で溜まりません。美人の着物姿をお見せできると思ったのに・・・
デリケートな生モノだから仕方ないけど、オペラ歌手って奴らはほんとによくキャンセルするから嫌になるわっ
もちろんヌッチ自身が一番苦しんでる筈ですから、回復をお祈りしてます(写真は今年4月のROHのナブッコのカーテンコール)。
で、聴けなかったプログラムなんて見るのも虚しいけど、当然ヴェルディ三昧だったんですよね。
Leo Nucci baritone
Italian Opera Chamber Quintet:
でも、本人以外で一番落胆してるのは主催者のローゼンブラット氏でしょう。せっかく弁護士事務所を経営して稼いだお金を注ぎ込んで安い切符代でリサイタルを提供してくれてるのにね。でも、これに懲りずにこれからもよろしくお願いしますね。
ローゼンブラットのソング・リサイタル(→こちら )、他に切符が買ってあるのは、3月11日のジョゼッペ・フィリアノーティと4月2日のアントニオ・ポリの二人のテノールで、いずれもウィグモア・ホール。ヌッチ爺とは違って若い二人だから、キャンセルの可能性は少しは少ないかしら。いや、そんなことはあるまい。