<4th Jan Sat>
ジブリ映画が好きなムスメから借りたDVD「コクリコ坂から」を観ました(→こちら )。ジブリ作品の中ではベストの出来ではないですが、1963年設定というのが私にとってはツボで、懐かしさで涙が出そうになりました。で、宮崎吾郎監督はこれを「時代劇」だと・・・。仕方ないか、50年も前だもんね。
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ちょっと前のことになりますが、12月20日、リッチモンドに半日行ってきました。
ロンドンからは南西にあたるリッチモンドへは北西の我が家から都心を通って地下鉄undergroundを乗り継ぐと2時間近く掛かるのですが、途中から停車駅が少ないovergroudという地上線に乗り換えると1時間で着いてとても便利。
そんなに簡単に行ける所でも何か用事がないと行かないわけですが、この日はブログで知り合ったアメリさん(→こちら )と初めてお会いしましょうということで、ランチをご一緒しました。アメリさんはツアーコンダクターとして世界中を回ってらっしゃる私とは別世界の華やかなお仕事をなさっている方ですが、初対面でもすぐに打解けることができるのがブログ仲間の良い点ですが、おまけにリッチモンドにお詳しいので案内して頂けたのもラッキー。ありがとうございました。
リッチモンドは高級住宅街で、我が家とはまるで別世界
洒落たお店もたくさんあるし、中心から路地に抜けるとこんな素敵な街角と公園があり、もちろん素敵なカフェもあるし、なによりも歩いているのがほとんど白人というのが私には珍しい光景。
はあ~っ、夢のようです
リッチモンド・ブリッジもこんなピカピカの青空の下だと更に美しくて絵のようだし。
ランチは、アメリさんお勧めの河べりにあるビンガム・ホテルBingham Hotel(→こちら )というこじんまりとしたホテルのレストランに行ってみましょう。
人気レストランだそうですが、クリスマス直前のかきいれ時にも拘わらず、早く着いたせいか、幸いなことにテーブルが取れました。これも、平日のおかげでしょうから、パートタイム勤務になってこういうことができる幸せを再確認。
誰もいないので、バーの写真も撮っちゃいましょう。 窓の外はテムズ河ですから、夏は夕涼み(遅くまで明るいけど)しながらドリンクしたら最高でしょうねぇ。
シックで洒落てるけど明るくて重厚過ぎない内装が素敵。長いテーブル席は結婚式グループが座り、ウエディングドレス姿の花嫁さんもいてうんと華やかでした。
そして、なによりも素晴らしかったのは、こんな高級なお店でしかも手の込んだお料理が3コースで25ポンドととてもリーズナブルだったこと
選択の余地は少ないけど、とても美味しかったし、見た目も上品。種類の多い割には量はそこそこなのもマル印
ランチの後は丘に向かってお散歩しましょう。
冬でも緑なのがイギリスらしいですが、穏やかな陽だまりの中でリッチモンド・ヒルから見下ろす景色は絶景かな、絶景かな
この景色を見下ろす家に住める人は大金持ちですが、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーもリッチモンドの有名な住民で、上左の写真の白いのが彼の家だそうです。ミックはああ見えても案外良い家柄出身でコンサバ趣味らしいですから、きっと内装もすっ飛んだ芸能人風ではなくて、オーソドックスに違いないです。サーの称号も持ってますしね。
ミックの家からほんとちょっと離れた通りの向かい側にあるのが、60年代の人気バンド、ザ・フーThe Who
のピート・タウンゼントの家で、ミック邸よりも更に良い景色が望める最高のロケーション。さすがだ。
というわけで、好天気の平日に高級住宅と素晴らしい景色を拝めた贅沢な一日でした。
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