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旅行記は何故だかまずホテルのことから書きたくなる私ですので、8月23日からの2泊旅行も同じパターンで始めましょう。
ご一緒したPrimroseさんが全てを計画して下さったのですが、今回のホテル選びもばっちり大成功
Panoramahotel Sonnhalde(→こちら )はシューベルティアーデ(シューベルト音楽祭)の村シュワルツェンベルグSchwarzenbergを見下ろす高台(標高約700m)にあり、家族経営のベッド数45のこじんまりしたホテルで、夏は山歩き(コンサートも)、冬はスキー・リゾート。
全てにシンプルで高級感はなく、部屋にはお風呂はなくてシャワーだけだし、エレベーターもないので荷物を自分でえっちらおっちら3階まで運ばなくてはならないし、英語ができるのは受付のおにいちゃんだけなのにほとんどどっか行っちゃってるし・・・、と不便なことも結構あるのですが、建ってから7、8年しか経ってないのにまた改装したばかりかと思うくらいどこもかしこも清潔で新品のようだった上にお値段も一泊朝食付きで一人65ユーロととても良心的。
この二重窓は閉めると外の騒音は一切聞えず、ブラインドもしっかり光を遮ってくれて快適。
私たちの部屋のベランダ 隣の角部屋ファミリールームからの眺めはマッチベターでしょうねえ
眺めの良いレストランでランチもディナーも頂きました。シンプルだけどなんでも美味しい上にえらく安かったのも二重丸。
そして、なんと言っても素晴らしかったのは、部屋のバルコニーからの眺めで、まさにその名の通りのパノラマホテル。人口千七、八百のシュワルツェンベルグの村を見下ろす絶好のロケーションです。
シュワルツェンベルグのシンボルである教会も、そのすぐ向こうのコンサート会場もばっちり見えます。
だけど、こんなに近いのに最短距離で歩けるあぜ道がなく、狭い車、道は歩けないので、村に行くだけでも車に頼らざるを得ないのだけが残念だったかな。
遠くに雪山も拝めました
自分でシーツも洗濯しちゃう庶民的なこのホテルの回りは広々として気持ちよく、私を見つけた羊が2匹、大喜びしてくれました
木陰のせせらぎを抜けると車道。窓のお花がきれいなシャレーはホテルでしょうか? 小さなペンションや普通の家にも泊めてもらえるらしく、宿泊には選択の余地がありそうです。
というわけで、車がないとどこにも行けないのは不便ですが、村の中心よりも眺めが百倍素晴らしいホテルに泊れて大満足
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