<26th Apr Sun>
ベルリン一泊クラウス君(クラウス・フロリアン・フォークト)追っ掛け弾丸旅行から、さきほど戻りました。
ローエングリンについてはあらためて書きますが、今日はパフォーマンス後について大急ぎでレポートします。
一緒に行った追っ掛け仲間と、「歌は最高だけど、クラウス君、なんか太ったよね。アゴの肉がたるんですし、顔のシワも増えちゃって・・・」、と2列目に座って散々言い合っていたんです。
そして、ドイツでは典型的なしつこいカーテンコールが終わったのが11時。
「さて、今からどうしようか?」、
「オーケストラピットにもたれてうんと近くでクラウス君をたっぷり見られたし、プライベートの服がダサかったりデブに見えたりしてイメージ壊れたら折角の感動が薄れるかもしれないし、ちょっと丸顔になったとは言え素敵な白鳥の騎士の姿を目に焼き付けておく方がいいかもね。それに、素晴らしいパフォーマンスに乾杯したいよね~」、
ということで、まずオペラハウスと同じ建物にあるバーに行ったのでした。ここはオペラハウスとは繋がっているようで、オケ団員や指揮者、コーラスの人と思しき人たちが千秋楽が終わったことでもあり、和やかでハッピーな雰囲気の中、私たちはビールでオペラの余韻を楽しみました
でも、やっぱりステージ・ドアの様子が気になるので、ちょっと行ってみましょうということになったのが11時半。
オペラハウスをぐるっと回った反対側で、数十メートル先のステージドア辺りにたくさんの人がいるのが見えたので、「ああ、まだ誰かを待ってるんだわ」、と思って向かうことにしたら、暗いのでよく見えないながら、向こうから一人の長身の男性がこっちに向かって歩いてくるではないですか。
ん?
もう少し近づいたら、
おお~っ、シルエットが長髪!
って、ことは、もしかしたら・・・
キャーッ、そうよ、そうよ、クラウス君だわ
スマホを握りしめてるところから察するに、「あーあ、やれやれ、やっと出待ちのファンから開放されたから、家族にでも電話するか」、と思っていたのかもしれないのですが、
「キャーッ、うっそ~! ク、ク、クラウス様、私たちは貴方を見るためにロンドンから来たんですぅ」、とか言いながら呼び止めた私たちににこやかに接してくれた優しいクラウス君
写真も快く撮らせてくれて、素敵な笑顔を作ってくれました。
長身でかっこよく、少し太目になったとは言え、(暖かい夜だったので)シャツ姿の彼に抱きついた感触ではちゃんと引き締まったカラダのクラウス君に、先程までの失望はどこへやら、やっぱり素敵よね~、とますますファンになってしまいました 会えてよかった・・
もうこれで目的は果たせたので、ステージドアには行かず、足早のクラウス君の後を足が宙に浮いたようにぼーっと夢心地で歩いたところ、まもなく彼の姿が消えたので、道の向こう側に渡ったか或いはその辺りに駐車してあった車に乗ったんでしょう。
ってことは、あと30秒タイミングがずれてたら会えなかったわけですから、ラッキーそのもの!
素晴らしいパフォーマンスと共に、二人でしばし彼を独占できたことは今回のベルリン旅行の良い思い出になりました
実は、来月もクラウス君詣でにベルリンに行くんですが、ますます楽しみになりました
タイミングが良かったと言えば、実はこの日の午後4時頃、ステージドアを下見に行った際、ワルトラウト・マイヤーも見掛けたんです。
バリアの奥から一人で出てきて、しばらくガラス張りのステージドアでなにやら書いて係員に渡してから中に入っていったのですが、舞台では立ってるだけで存在感のある天下のワグナー歌手も私服では地味なおばさんなので、どこか他の所で会ったらわからなかったでしょう。
そうだ、その時にアーニャ・ハルテロスに違いないソプラノが練習してる声も聴こえてきましたよ
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