今日のベルリンのドイチェ・オーパーのクラウス君のキャンセルのショックに伴い(→こちら )、キャンセルというのは一体いつ知るのが一番ショックなのかということを考えてしまうのですが、
やっぱり、例え決まっていても、なるべくギリギリまで知りたくないというのが私の結論でしょうか?
今回は、ちょっと心配しつつも、3日前にオンラインでチェックした時はまだクラウス君だったので安心して旅行がますます楽しみになったのですが、彼のキャンセルの正式発表は今日だったにせよ、実は5月8日と13日もクラウス君は歌っていないことを知っていたら、明日も出ない可能性が増えるわけですから、私のハラハラ度も限界だったのではないかしら
昨日も今日も仕事が凄く忙しかったけど、目の前に楽しみがあるから乗り切れたわけで、出るかどうかわからなくて心配、もしくは出ないと決まって落胆してたら、やけっぱちになって、仕事も捗らなかったでしょう
事前に知ってしまうと楽しみの期間が短くなるわけで、遠征自体を金銭的な実害少なくキャンセルすることができるのでなければ、本当にギリギリまで、できれば席に座るまで知らないほうが幸せじゃないかしら? ショック自体はその場で知るのが一番大きい筈であっても。 だから、敢えて調べなかったんだと思います。
・・・違うかな~
今夜は友人が連絡してくれたのでわかったのですが、そうでなくても、ブログに「明日はこのオペラを観に行くんで~す、ルンルン」、と書くためにリンクを貼るつもりだったので、いずれにしても気付いてちがいありません。 なので、次回からは、後戻りできない時はチェックしないようにしようっと。オペラに限らず、知らない方が幸せなら、無知でいたい。
・・・やっぱり違うかな~
などと他人からみたらアホみたいなことで悩んでる小心者の私ですが、
「なるべく物事は良い面を見るように努力する」、というのが人生のモットーである私、
今まで、クラウス君追っ掛けは、バルセロナ(パルシファル)、ミュンヘン(ローエングリン)、ベルリン2回(ローエングリン)、マイスタージンガー(ハンブルグ)と5回してますが、オペラにキャンセルは付き物なのに、毎回ちゃんと出てくれたのはラッキーだったとあらためて感謝
そして、いつも素晴らしくて感激させてくれたそれぞれのクラウス君を思い出し、さっきまで「もう遠征は嫌だ」、と思っていたけれど、またどっかに行ってみたいなと既に思い始めてる私です
では、行ってきます。 意地にでも楽しんできますとも!
因みに、明日の「ファウストの劫罰」の代役である韓国人テノールのJosep Kangはドイチェ・オーパーのアンサンブルのメンバーのようで、今年のプロムスにも出演します(ヴェルディのレクイエム)。彼に対する期待は低いけど、ベストを尽くして欲しいものです。
・・・と、明日を想像してたら、あら、又悲しくなってしまったような
あ~~っ、もうわけわからず・・・
ロンドンでキャンセルされるのにはすっかり慣れっこなので、立ち直りも早いんですが(対策として複数回ゲット)、時間とお金を掛ける海外遠征はそりゃ頭に来るのは仕方ないですよね。
にも拘わらず、日本からいらっしゃるオペラ仲間の皆さんの勇気と度胸には尊敬あらためて尊敬。まだまだ精神修養が不足だ、私は。
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