<16th Jun Tue>
かなり無理矢理ですが、今日から2週間の休暇。「お疲れでしょうから、ゆっくり休んでリフレッシュして下さいね」、という親切心からではなく、当局の命令で「悪いことしてたら2週間あれば暴けるからな」、という一年に一度の義務なので、ちょっと仕事も一段落したことだし、済ませておこうかと。旅行に行くわけではないのですが(実はこの時期に旅行しようと思っていたのにガス管工事でパアになった)、薔薇も満開で美しい季節だし、なるべく野外で楽しむつもり。
初日の今日は快晴で、トーチャンと車で海辺に遠出したのですが、疲れてしまったので今日のことは又ゆっくり書くとして、写真の整理はしたのになんとまだ終わってなかったベルリン旅行を続けます。
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写真はクリックで拡大しますので、適当にご覧下さい。可愛い動物の写真もたくさん撮ったのですが、ここでは動物園の施設を中心にご紹介します。
5月17日の日曜日、午後3時からのオペラ「魔笛」の前に時間があるだし、お天気も良いので、一人でベルリン動物園に行ってみました。
ベルリンの中心にある割にはゆったりしたスペースで、Zoogogischer Gartenというくらいだから要するにガーデンですね。 次から次へと動物が出てくるわけではなく間隔があるので、動物だけ見たい人には効率悪いですが、お散歩がてら公園を散歩する感覚で楽しむには良い所です。別料金の水族館抜きで15ユーロくらいだったかしら?
1844年開園のドイツ最古の動物園で、古めかしいけど洒落た建物もたくさんありましたが、これは全て動物たちの家です。 冬や雨の日は中から動物を見られるので楽ですしね。
ベルリン動物園で有名だったのはキュートさで人気だった白熊のクヌートですから、彼がまだ生きてる時に拡張したのかしらね?
園内には歴代の人気者たちの像が置いてありましたが、4年前に4歳で急死したクヌートももちろんありました。
育児放棄した母クマに棄てられて飼育係に育てられた薄幸のクマちゃんの淋しげな表情の像に合掌
ところで、そのひどい母クマの名前はトスカだったんですって。有名なプッチーニのオペラ「トスカ」の主人公トスカもやな女だったんだよね
ところで、動物は見たいけどお金を払ってまで動物園に入場したくない方にはうってつけの場所を偶然見つけました。
爆撃の傷跡がそのまま残る有名なカイザー・ウィルヘルム記念教会と動物園の間にあるビキニ・ベルリンというカフェなどが入ってるビルの屋上から動物園を見下ろすことができるんです。
見られるのは、寝てばかりのつまんない動物ではなく、キーキー叫んで動き回ったりノミ取りしたりしていつも忙しいマントヒヒ達なのが良いですね。寒い日は屋内に大きなガラス窓があり、クッションまで置いてあるので、そこでどうぞ。
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