<21st Nov Sat>
毎日出勤した上にオペラとコンサートが4つもあった忙しい週が終わり、週末は家でのんびり。お天気良いけど急に寒くなったしね。
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11月19日のアンドレアス・ショルとイエスティン・デーヴィスというお気に入りのカウンターテナー二人の夢の共演で、素晴らしいコンサートだったんでしょうが、私としては失望したこともあり、。
席が一番隅っこ・・
ウィグモア・ホールのフレンズ予約は席が選べないので、申込用紙に「最前列希望ですが、駄目なら真ん中のセクションで後ろの席をあてがって頂けますよう、よろしくお願い致します」、といつも書き、たいていはその通りにしてもらってるんですが、今回は無視されたようで、最前列の続きではあるけど壁際の席。
正面からまっすぐ声が飛んで来るのとはかなり違う響きで、この方が好きって人もいるでしょうけど、私は不満。
ショル兄はそして、今日のお目当ては接する機会の少ないショル兄なのに、残念ながら彼は舞台のあっち側ばかりで歌ったのもがっかり それは数日前にイスタンブールで同じコンサートをした時の写真をみてわかったので、真ん中かあちら側の前の方を席のリターンを狙って乗り換えようとしたんですが、なんせ超人気コンサートですからね、希望の席がおいそれと出てくる筈はありません
小編成オケの水増し演奏が多過ぎ
誰もが天下のCT二人を聴きに来てるんだから、貴方たちの出番は必要最小限にして下さい! 一人づつ歌った曲も結構あるんだから、そもそも二人を休ませる水増し演奏は全く不要な上に、だらだらつまらない曲ばかりやって、その度に盛り下がったではないですか
アンバランスな二人
私の位置からはイエスティン君の方がよく聞えるのは当たり前ですが、デュエットでは彼の声ばかり聴こえて、ショル兄の声がほとんど聴こえなかったです
今が旬で絶好調のイエスティン君に対し、元々優しい声の上に全盛期よりかなりしょぼくなってるショル兄が太刀打ちできる筈はないのですが、バランス取るためにイエスティン君がボリューム下げてバランス取るのは難しいのでしょうか? ちょっと前にバービカンでショル兄と二重唱したソプラノは明らかに声量落としてましたよ。
それに、例え実力伯仲でも、この二人の声のブレンドがベストかどうか・・・
ショル兄だけの時はちゃんと聴こえたのですが、大好きな甘い声は素敵だけど、無理して張り上げてる感じがして、痛ましいというほどではなかったけど、録音で聴く方がいいかな・・
幸いショル兄にはたくさん素晴らしい録音があり、この頃うっとりしながらYoutubeでよく聴いてるんです まだ彼がこんなに丸くなる前のすらっとした美男子だった時の姿を思い浮かべながらね
↓ 誰がなに歌ったのかメモしてたわけじゃないのではっきり覚えてないですが、プログラムはこちら。
The English Concert
Harry Bicket director, harpsichord
Iestyn Davies countertenor
Andreas Scholl countertenor
Henry Purcell (c.1659-1695)
Many such days may she behold
Sweetness of Nature and true wit ?
By beauteous softness mixed with majesty ?
John Blow (1648-1708)
Sonata in A major
Henry Purcell
Strike the viol, ?
Sound the trumpet
John Jenkins (1592-1678)
Fantasia a 3
John Blow
No, Lesbia, no (The Queen's Epicedium)Henry Purcell
Music for a while
O dive custos Auriacae domus ? Henry Purcell
<interval>
Symphony
Let Caesar and Urania live
Chaconne
What power art thou 'Cold song' ?
Fairest Isle
Let the fifes, and the clarions ?
Sonata in G minor
Evening Hymn (duet)
アンコールは2曲で、最初は不明、最後はSound the trumpetを再び。
以上の問題もあり、かぶりつきで聴くいつものコンサート程は楽しめなかったせいかなぜか緊張してしまった上、終了後に舞台裏のグリーンルームに行こうかどうしようかずっと迷って気疲れしちゃったのかな。
こんな隅っこの席からじゃあ一番乗りできないし、きっと沢山の人でごった返すだろうからどうなるかわかったものじゃないし、二人が別々にいたら、両方に話し掛ける機会はないからどうすりゃいいの。今日はショル目的なんだけど、イエスティン君を無視するのも悪いし・・ぐだぐだ
なので、結局まっすぐ帰ることに決めたんですが、実はグリーンルームへの階段にはなんと誰も待ってなかったので、出口を出てすぐに凄く後悔。もしかしたら、最初だから二人で並んでる写真撮れたかもしれないのにね
ま、慰めは、早く帰宅できたおかげで、たくさんの写真の中から何枚か選んでイエスティン君に送ってあげたらすぐにFBとTwitterにアップしてくれたことかしら
12月4日に又イエスティン君はウィグモアに出てくれて、テノールのアラン・クレイトンとの共演ですが、人気度がぐっと下がるので前から2列目の真ん中が確保できてます
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