<4th Dec Fri>
私が家にいて、トーチャンが外出という珍しいパターン。こんな日は嬉しくて一人で伸び伸び何をしようかしら。まずYoutubeで日本のテレビ番組でも観るかな。おっと、「世界の日本妻は見た」とか何本か観てるうちに夕方になっちゃった・・・。 夜は一人でウィグモア・ホール。 楽しい金曜日でした。
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11月30日は着物でお出掛け。
一日中着物で過ごすのですが、お天気はあやしいという予報だし、飲み食いもするので、安全を期して洗える着物にしておきましょう。
ウグイス色に桜が散った小紋に、これまた桜が舞う雪輪の帯って、季節まちがってるけど、それぞれちょっとだけだし、いいことにしちゃいましょう。
まずは11時からロイヤルオペラハウスでカヴァレリア・ルスティカーナと道化師のリハーサルへ。
2時過ぎに終わったら次は地下鉄でピカデリー・サーカスのカフェ・ロイヤル(→こちら )。
リージェント・ストリートの目立つ所にあるこの高級カフェ、何百回も前を通り過ぎながら、「きっと素敵な所なんだろうなあ。敷居が高くて入れないけど」、といつも思っていたので、やっと入れて嬉しいです。
折角ですから着物で行きましょうということで、着物で初めてご一緒するCさんがアフタヌーン・ティーを予約して下さいました。
普通のすっきりシンプルなカフェがあることも初めてわかったのですが、やっぱりカフェ・ロイヤルと言えばこのきらびやかな部屋でしょう。
ルイ18世時代がコンセプトのオスカー・ワイルド・バー(→こちら )、かつてはレストランで、オスカー・ワイルドが常連さんだったそうです。
オスカー・ワイルドは上の左の写真のコーナーのテーブルにいつも座っていたんだそうです。
豪華絢爛なバロック風にしては椅子がチープかなという気もしますが、椅子までルイ18世っぽくしたらあまりにもゴテゴテし過ぎて息苦しいでしょうから、これくらいが良いのかも。
想像より小さな部屋でしたが、なんせ鏡だらけなので、広さの感覚がなくなってしまう不思議な空間です。
3段トレーが2回来て、先にサンドイッチやロールパンなど甘くないもの、次に甘い物だらけという順番でしたが、甘いものばかり沢山食べるのが苦手な私としては、全部一緒に来て交互に食べるほうが楽なんですけどね(他はそういう所が多いです)。
これで二人前で、これ以外に小さなスコーン二つづつとパウンドケーキが付きましたが、そんなに凄い量ではなかったし、全て美味しかったので、全部食べ切りました。おもたせもしてもらえるので、無理はしなくてもいいんですけどね。
シャンペン付きコースで、途中でもう一杯追加してシャンペンを2杯頂きましたが、これで約55ポンドはお得な値段だと思います。
ピアノ演奏は雰囲気盛り上げてくれるのでいいんですが、30分おきくらいにウェイターがオスカー・ワイルドの名言集を読み上げるのは、その度に会話の腰が折られるような・・。
3時の予約で、制限時間1時間半ということでしたが、どんどん客が去って最後はがらがら状態だったので、結局6時半までねばりました。お喋りしてたらあっという間でしたけど。
Cさんとはこの後ウィグモア・ホールにご一緒してカウンターテナーのビジュン・メータを聴き、終演後は舞台裏のグリーンルームにも行きました。
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