<21st Mar Mon>
そう言えば、日本から帰ってからテレビ観てないわ。フォローしてる番組も今はないし、テレビなんて観なきゃ観ないで暮らしていけるものなのね。 夜のお出掛け7連ちゃんも明日のバレエが最後。今夜は珍しい場所でのオペラに行きましたが、寒かった。北海道旅行記、今月中には終わるつもりですから、一歩進めます。
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2月7日は札幌への移動日で、朝一番に函館を去る予定でしたが、JR指定席が満席だったので次の12時半頃にしか発つことができず、予定外に半日函館で過ごす羽目になりました。
いずれにしても、まず朝食は再び朝市の海鮮ものを狙うわけですが、今朝はちょっとしたミッションがあったのでした。
これは、昨夜、倉庫街の北海道物産物屋でぬいぐるみ好きのムスメが、荷物になるのにどうしても気に入って買ってしまい、毎晩愛おしそうに枕元に置いていたクッションですが、ごっこという函館近辺で獲れる魚なんだそうです。
胸の下に吸盤が付いてるグロテスクだけど愛嬌もある魚ちゃんですね。
知名度が低いのは、地元で食べてしまって他所には回らないかららしいのですが、折角だから食べたいじゃないですか。
ずらっと並んだ食堂に掲げられているメニュの中にもなかなか見つからなかったのですが、やっと魚屋のオニイチャンに「あー、ごっご汁なら茶夢にあるよ」と教えてもらい、その店に。
そしたら、「あら、残念、最後の椀が出たばっかりなのよ」とお店の人に言われ、まさにそれを食べてるおじさんにも「ごめんな、俺が食っちまって」、と気の毒そうに言われました・・・
でも、ムスメのあまりにがっかりした姿に、「もう一杯くらいならなんとかなるかもしれないから」、と鍋の底をこそげてくれて、とりあえず食べることができました。本当はもっと身が多いのでしょうが、黒い皮の部分はキクラゲのような感触。
トーチャンはウニやイクラはそんなに好きじゃないみたいでカニ丼を、私は欲張ってウニ/イクラ/カニ丼。タコやイカも食べて、函館は食面では今回の旅のベストな街となりました。
それ以外でも、この後札幌、小樽、旭川等回りましたが、海と山、夜景、歴史的な五稜郭、花火等、函館に一番旅情を感じたような
中国人観光客が大挙して押し寄せたのは夜景見物だけで、あとは朝市にもそこそこいたけど、他は空いてて、美しい雪景色の中、静かに楽しめました。
日本の皆さんはもうすぐ新幹線で東京から4時間で行けるなんていいですね。
そんな函館で最後にちょっと余った時間は、あちこちから眺めた摩周丸の見学でもしましょうかね。
しかし、すぐそのに見えてても雪の上を歩いて船まで行くのはちょっと大変でした。しゃきんと空気が澄んでて気持ちいいけど風が吹いて厳しい寒さだったので。 緑のオブジェは、函館のシンボルであるイカです。
湾の向こう側の函館山の頂上から一昨日、きれいな夜景も見たわよね(→こちら )。
摩周丸、今は青函連絡船の博物館になっていて、学生時代に実際にこれで海を渡って北海道に渡ったるカニ族にとっては懐かしさ一杯 特に客室の椅子にジーン・・ リュック背負って2週間旅した北海道には特別な思い入れがあるんだと思います。23年前にも家族で行ったしね。
函館から札幌までは4時間も掛かるんですが、駅弁食べたり車窓の雪景色を眺めたり、そしてなによりツアコンはガイドブックでしっかり準備しなくてはなりません
↓ 窓から見えたのは大沼国定公園の駒ケ岳でしょうね、きっと。