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小樽、レトロなお宿と運河沿いの雪あかりの路

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                            カメラ小さい写真はクリックで拡大


大雪山の旭岳温泉の後は小樽に2泊しましたが、5日から14日までの小樽雪あかりの路というイベント期間中だったせいか、ホテルがとても混んでました。とりあえず不便でも仕方ないので予約をしておいて、その後3回乗り換えたのですが、2月12日(金)は運よく見つけたユニークな宿に泊ることができて大満足グッド!



以下、御宿櫻井に関するじゃらんの宣伝文句のコピペですが(→こちら )、


クリップ小樽の観光地「堺町通り」に面した、優雅なレトロ時間を満喫できる宿 『御宿 櫻井』
全4部屋のお部屋は大正・昭和初期の建材や家具調度品を使用。
平成18年に移築される前は酪農会館として使用されていた建物です。
120年前の建材を使用して建てられており、移築する際には廃材や頂いた柱や襖を使用して、宮大工さんの手により造られました。
たった4部屋だけの小さな宿ですが、使い捨てという言葉のなかった古き良き日本の心をコンセプトに雰囲気を大切にした造りとなっております。
他のお客様との交代制の内風呂が一箇所だけあります。
内風呂には五右衛門風呂とジャグジー風呂が付いていてゆったりとくつろげます。
お客様の部屋は建物の2階になりますが、1階には「たちかま料理 惣吉」というお食事処があります。
建物は、観光地の堺町通りに面した「小樽出世前広場」の一角にあり、とてもよい立地です。

クリップ


まさにその通りでしたが、写真から想像したよりも全てが手の込んだ設えで、「へえ~っ!、すごーい」と部屋を見回して感心しっ放し目

連泊は取れず一泊だけでしたが、3人素泊まりで33,600円はとてもリーズナブルでしょう。

ご覧の通り、勿体ないような広い空間で、宿泊客は私たちだけだったので、ゆったり贅沢気分を味わうことができました。


私たちが泊った一番広い「不老長寿の間」以外に「明治の間」、「大正の間」、「昭和の間」とサイズの違う部屋があり、全部こっそり覗いてみましたが、経営者はまるっきり商売気がないようで、混んでる観光シーズンでも私たちの部屋以外は予約を取らないようです。宿の人に尋ねたところ、「はあ、積極的には受け付けてないんですよ」、と仰ってましたが、こんな一等地でこんな素晴らしい部屋なのに勿体なさ過ぎですグー


大人数のグループで泊るにはぴったりですので、オンラインでは予約できなくても(今は二部屋予約できるようですが)、電話で問い合わせれば泊れるのではないでしょうか。やる気のない割にはとても清潔で心地良くて静かで是非お勧めです。

     

畳敷きの廊下は幽霊が出そうで怖かった・・オバケ。      私たちの部屋の重厚なドアもゴシック風。



8畳と6畳の和室に加え、どうです、この広いフローリングのスペース。

料理はできませんがミニキッチンも便利だし、古い梁のある天井が思い切り高くてね。



     


     

この和室は全く使いませんでした。

    

五右衛門風呂というのは形だけで、板の下が釜になってるわけではないですが、「おっとっと!」と言いながら、そう言えば昔、田舎の祖父母の家に本物の五右衛門風呂があったっけ、と懐かしむレトロな私。


宿から歩いて5分くらいの運河に行ってみましょう。

小樽雪あかりの路(→こちら )は冬の売りだからきっと混んでるだろうと思った通り、押すな押すなの大変な人出。


函館の夜景と小樽の運河には当然中国人がどっと押し寄せて、本来なら静かでロマンチックなスポットの筈なのに残念ですが、爆買いだけなくてこういうことも中国人が楽しんでくれるようになったのは喜ばしいことでしょう。


雪灯篭は雪と氷と2種類あり、それぞれ違う良さがあり、どちらも風情あり宝石白


    



    

                          




    


夕食は、私たちの宿の一部である たちかま料理惣吉(→こちら )。同じく立派な設えです。


このお店が宿のレセプションにもなってるんですが、賑やかな通りから少し入ってて目立たない上にやっぱりやる気がないのか、ここもお客は私たちだけ・・。 経営成り立つんでしょうかねえ・・・。


「たちかま」というのは白身魚のカマボコですが、折角ですから「たちかま定食」を頂きました。


    

北海道最後の街である小樽を翌日フルに楽しみます。 海の見える郊外の漁村にも行きました。



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