気温は低くても色んな花が咲いて北国でも春なのですが、我が家の庭に咲いてる大輪の椿に因んで、今日は椿をテーマにしましょうかね。
庭で花と一緒に写真撮りたかったんですが、雨・・
実は、着物も、これではなく赤い椿柄で用意してあったのに、雨が降ってきたのでこの洗えるヤツに急遽変更になったんです。一応、この着物も椿柄ですけどね。
遅めのランチは、オペラ仲間と3人でマリルボーンにあるミシュラン星のモダン・インド料理のトリシュナTrishna(→こちら )で。
上品な味で美味しかったのですが、量が多過ぎて、全部は頂けませんでした。
この後、歩いてすぐのウィグモア・ホールのカフェで別の友人とお茶してから、私は一人でここのピアノリサイタルに。
サー・アンドラス・シフの演奏を聴くのは久し振りでしたが、特にウィグモア・ホールでは絶大な人気のシフ先生のこと、かぶりつき席は絶対取れないし高いので、舞台脇の席を試してしました。歌ものは後ろからでは嫌だけど、ピアノならいいですもんね。
こちら側だと足しか見えないと思ったら、なんとピアノの蓋が鏡になってお顔がはっきり見えましたよ。
こかまぼこ型のホール自体と観客の様子が見えるのも面白いので、歌以外はここに座ろうかな。
Sir András Schiff piano
Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791) Piano Sonata in B flat major K570
Ludwig van Beethoven (1770-1827) Piano Sonata No. 31 in A flat major Op. 110
Joseph Haydn (1732-1809) Piano Sonata in D major HXVI:51
Franz Schubert (1797-1828) Piano Sonata in A major D959
インターバルなしで1時間半以上、一気に正確無比に演奏して下さったシフ先生の実力はさすが。
圧巻は最後のシューベルトでしたが、これは並のピアニストでは聴きたくないかも。でも、アンコールの清涼剤のような軽やかなバッハが素晴らしくて、私はやっぱりこの人の弾くバッハが一番好きかも。
楽屋に引っ込む際にシフ先生が隅っこの着物の私に気付いて微笑んで下さったのですが、暗かったし、写真を撮ってるのが見えてしまうこともあり、ろくな写真は撮れませんでした。
今日は夕方から着物で出掛けます。ランメルモールのルチアの新プロダクション初日なんですが、どうやってこじつけようかしらん?
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