鈴木雅明さん率いるバッハ・コレギウム・ジャパンが、ヨーロッパ公演の一環としてバービカンに来てくれました。ロンドンでは3回あるうち、最初のコンサートだけですが、4月8日に行ってきました。
敬意を表して着物で行ければよかったのですが、この日は仕事だったし、3日続けて着物というのもしんどいので、洋服で。
ミサ曲ロ短調
Bach Collegium Japan
Masaaki Suzuki conductor
Rachel Nicholls soprano
Joanne Lunn soprano
Robin Blaze alto
Colin Balzer tenor
Dominik Wörner bass
手を伸ばせば指揮台の鈴木さんの足を掴めるくらいのかぶりつき席は角度が悪くてろくな写真が撮れませんが、イギリスでも知名度の高いこのグループ、ステンディング・オベーションで盛り上がりました
私としても、日本人として誇らしい気持ちで一杯
でも、このバッハの名作ミサ曲をバッハ・コレギウムで聴くのは10年ぶりでしたが(→こちら)、正直言うと、私にはピンと来ない演奏だったかも・・。
音響の悪いと言われるバービカンのこんな席なのでコーラスとオケとのバランスが良くなかったのも一因でしょうが、一番大きな理由はソロ歌手たちのレベルで、レギュラーさんたちなのでしょうが、うーん、これでは全体のレベルを下げることになってしまって勿体ないのではないでしょうか・・
私がお馴染みなのはカウンターテナーのロビン・ブレーズだけですが、最初、(高音だけですが)ちゃんと出たので、かつてのファンとしては嬉しかったのですが、どんどん調子が落ち、最後は「これでは後ろまで聞えないだろうなあ・・」、というところまでかすれてしまいました。この日だけ不調だったと思いたいですが、若いCTにチャンスを与えることもできるのかも・・。
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