一昨日のランメルモールのルチア初日については既に書きましたが(→こちら )、着物をオペラにこじつけようとしたら、こういうことになりました。
単純な発想ですが花嫁衣裳に飛び散った血のイメージです
飛び絞りがこんなところで役立つとは
(これこれ、格調高い訪問着と帯揚げでこんな風に遊んじゃ駄目よ。コーディネートとしては失敗だし)
普通は無理矢理結婚させられた新郎をナイフで刺して胸に返り血を浴びるんですが、このプロダクションは流産したルチア自身の下半身の血で、いつまでも固まらずにドロドロでした。
レビューがいくつか出ましたが、4ツ星から2ツ星とやっぱり評価が分かれました。3ツ星評価はプロダクションだけだと2ツ星でしょうね。
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Arts Desk ★★★★
The Evening Standard ★★★★
The Guardian ★★★
The Stage ★★★
Daily Express ★★★
Telegraph ★★
色々考えさせられるプロダクションですが、私の採点はと言うと、幽霊女二人が出過ぎるのと歌を邪魔したバスタブを満たす水音さえなければ★★★★差し上げます。 乙女の純愛から女の切実な悲しみにグレードアップしたことを評価して。
ルチア役には負担が重いですが、それもチャレンジ。来月のクルチャク版も楽しみ。