<8th May Sun>
真夏だった週末、私はやることがあったので家の中でくすぶってましたが、夜はコンサートに行きました。
-------------------------------------------
5月8日の日曜日、バービカンに大のご贔屓のノルウェー人ピアニストのアンスネスを聴きにいきました。
Mozart Piano Concerto No 20
Bruckner Symphony No 3 (Third Version of 1889, ed Nowak 1959)
Leif Ove Andsnes piano/director
Claus Peter Flor conductor (Daniel Hardingの代役)
London Symphony Orchestra
2日前になってバービカンから連絡があり、「指揮者のダニエル・ハーディングが病気でキャンセルし、アンスネスがピアノを弾きながらモーツァルトのソナタを指揮します」、ってことで、
くっそ~、去年の1月に横顔と手がばっちり見えるかぶりつき席を確保しておいたのに、後ろ姿になっちまったぜ
後ろから左手は見えるけど、右手は時々垣間見えるだけ・・
ま、しゃきっと凛々しいアンスネス指揮振りが見られて良かったと思うことにしましょう。
いつ聴いても心洗われるようなアンスネスの透き通るような音色と清らかな演奏には大満足。本当に彼は素晴らしいです
今月と来月で何度かバービカンに出てくれるアンスネス、日本行きと重なってしまったのもあるのは残念だけど、6月10日のリサイタルはとても楽しみ(→こちら )。
行けなくなったのは5月28日の売り切れコンサートですが、どなたか私の代わりにかぶりつきでいかがですか?→こちら )。 ←売れました。
ハーディングは初稿を降る予定だったのが、代役のClaus Peter Flor になって第3稿に変更になり、演奏機会の少ない初稿を聞き逃したのは残念だったかもしれませんが、後期のブルックナーを思わせる第3稿は壮大なスケールでオーケストラの醍醐味を充分味わわせてくれました。少々つぎはぎっぽい曲ですが、やっぱりブルックナーは良いわ。
ファースト・ヴァージョンとサード・ヴァージョンがどれだけ違うのか知りませんが、急な変更でもLSOはきっちり演奏して、「うわっ、プロフィール写真と全然違って、爺さんだこと」と思った小柄なマエストロFlorは私と同じ年の生まれだそうです(やっぱり爺さんか・・)。 指揮者の手腕が問われる長い曲で急な代役を無事果たして嬉しそうでした。
人気ブログランキングへ