明日(7日)から1週間、旅行に行ってきます。
ザルツブルグ音楽祭、バイロイト音楽祭を駆け足でちょっとだけ観て、その後オランダでゆっくりするというスケジュールで、ザルツブルグでは新作「皆殺しの天使」(→こちら )、バイロイトでは「トリスタンとイゾルデ」(→こちら )を観るのですが、必ずしもこれらのオペラをどうしても観たいというわけではなく、有名な二つの音楽祭に今回初めて「行ってみる」ことが目的なんです。
きっかけは、日本の知り合いが行けなくなったバイロイトの切符を譲って下さったからで、ご一緒してくるレイネさんと相談して、それなら折角だからついでにザルツブルグにも行きましょうよ、ちょうどイエスティン君出てるし」、という展開になったわけです。
更に、よく我が家にいらして下さるレイネさんのお宅に初めてお邪魔させて頂けることにもなりました。レイネさんのお宅はドイツとベルギーの国境に近いし、帰りはブリュッセルからユーロスターで帰ってくるので、オーストリア、ドイツ、オランダ、ベルギーと4ケ国にまたがるヨーロピアンな旅になります。
通貨が同じなのは助かりますね。大昔、学生時代に8ケ国回ったときは各国違ったので大変でしたもん。その時ザルツブルグにも寄ってサウンドオブミュージックに出てくる所とか回ったけど、ほとんど覚えてないので、新鮮な気持ちで観光してきます。
ザルツブルグで観るトーマス・アデスの新作英語オペラ「皆殺しの天使」はルイス・ブニュエル監督の1962年の映画に基づいてて、同じプロダクションが来年ROHにも来るし出演者はお馴染みのイギリス人がほとんどなのでザルツブルグにわざわざ行く必要はないのですが、今回はいわばいつか凄く観たいオペラがあったら一人ででも行けるように下見ってとこですかね。
しかし、敷居が高くてきっと切符ゲットも難しいバイロイトはこれが最後かもしれないし、この機会を活かしてしっかり楽しんでくるつもりです。
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14日(日)の夜に戻ります。
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