<24th Aug Wed>
今日も暑かったですが、午前だけ働いてから日本人女性9人で冷房の効いたチャイニーズ・レストランで美味しい飲茶をしながらお喋りして楽しく快適に過ごせました。今週は毎日午前中だけ働くことになりそうですが、このパターンは時間が有効に使えて良いかも。
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8月9日のバイロイト音楽祭、オペラハウスや周辺についてはすでに書きました(→こちら)。
ワグネリアンからは程遠い私、感想お書くなんておこがましいことはできないけれど、誰が出たのかという記録を残しておきます。遠かったのでろくな写真は撮れませんでしたが。
バイロイトのサイトは→こちらですが、コンセプトは抽象的でインターバルの度に変わるセットはスケールが大きくて視覚トリックもあり、なかなか面白いプロダクションでした。
今最高のトリスタン歌いであろうアメリカ人のステファン・グールドは、ROHでもこの役で聴きましたが、実に立派な歌唱で文句のつけようはないですが、声に個性がないのと私の好みから言うと少々重過ぎるかな(贅沢言うな!)。 若々しくて軽やかなトリスタン(ずばりクラウス君ですが)を聴ける日が来るのでしょうか・・?
イゾルデはペトゥラ・ラング。何度も聴いてますが(6月の新国のローエングリンにも出てた)、一度も惹かれたことがなくて苦手な声・・。 この日は充分こなして大きな拍手をもらってましたが、ブランゲーネの方が好きだわと思うこともあり・・。
バイロイトの特徴である観客からは見えない指揮者のクリスチャン・ティーレマンにはブーイングが
ここが初めての私には常連が期待するレベルがわからないのでなんとも言えませんが、強いて言えば、うねるような色気がちょった足りなくて割とあっさりしてたからかしら?
今までに聴いたトリイゾの中でベストではなかったかもしれないけど、一番上の階の最前列の真ん中の席からは劇場全体が見渡せて、「嗚呼、バイロイトにいるんだわ」、という実感をひしひしと感じて、それだけで感動的なワーグナー鑑賞でした。
朝早くにザルツブルグを出て電車の長旅だったせいもあるのか、ちょっと居眠りしちゃいましたけど、うつらうつらしながら聴くワーグナーもまた極楽、極楽
さ、これで音楽祭については終わったので、次からは観光編やら食べ物編になります。