8月18日、グラインドボーン・フェスティバルに行きました。 去年一昨年に続き三年連続。年中行事にしているわけではありませんが、幸いまた今年も行く機会がありました。
着物で何度も行ってるので、今回は洋服で と思ったのですが、なんせ旅行から戻ったばかりで準備する余裕がなく、結局、安易に着物で妥協。 だって、洋服は着られるかどうか実際に試してみないといけないのがネックで、アクセサリーやジャケット、靴、バッグ、とコーディネートを考えるのが大変ですもんね。 その点、着物は簡単。 ワンパターンだし、なによりもどんな体型でも問題ないのがありがたいです。アクセサリーも不要、ショールとか羽織るものが着物とマッチしてなくても誰にもわからないでしょ。更に海外だと着物のルールも無視できますしね。
最高気温20度ちょっとだったので袷でも暑くないし、薄物でもいいし、という日でしたが、一日中安心して着ていられる洗える絽にしました。
又かとお思いでしょうが、一応会場をご案内しましょう。
地階にはバーやショップがあり、上の階2層には雨天用のテーブルと椅子。女優のDameジュディ・デンチを見掛けました。
今日は雨の心配はほぼなかったので、外で楽しもうという人がほとんどで、芝生の上で正装してピクニックというヘンテコリンなグラインドボーン名物を見ることができました。
お前がこんな格好してたら、ますますヘンテコリンだろうって・・? はい、でも、来年は行けないかもしれないので、着物姿の写真を敢えて載せちゃいます。
まだバラも咲いてましたが、
↑↓ 爺婆の多い客の中でこの初々しいカップルがバラの花のように美しかったこと
ご一緒した日本からの友人と、食事はレストランではなくロンドンのお店で買ったサンドイッチで軽く済ませましたが、お茶タイムは予約しなくてもいいMildmayでスコーンと紅茶
お庭に仮設アートギャラリーがあるのですが、嬉しいことに今年のテーマはシェイクスピアの「真夏の夜の夢」。私たちはブリテンのこのオペラを観に来たんです。 妖精たちがグラインドボーンに来たという楽しい設定ですが、魔法でロバにされちゃうボトムという村人が着物着てるのも嬉しいじゃありませんか
ラキブ・ショーというインド系のアーチストの大きなアクリルの絵は細かいところが素晴らしくて、色彩も綺麗
オペラについては明日にでも。