<28th Oct Fri>
今週はオペラもコンサートもなかったけど、北京から戻ったムスメと久し振りに会えたし、お友達と午後のシティを2度楽しむことができて、充実した週でした。特にゆっくりランチして午後の空いてる時間にシティでお茶までできるのが、セミリタイヤ生活の醍醐味
その中で、展望が素晴らしい穴場バーを発見したので、ご紹介します。
↑ これは去年4月の誕生日に家族で行ったウォーキートーキービルからの眺めですが(→こちら)、左の黒っぽいのが今回ご紹介するタワー42、真ん中がチーズグレーター(チーズ削り)、右がガーキン。
今でこそシティには高いビルがいくつか建ってますが、高さ183メートルのタワー42は長い間この辺りで唯一の高層ビルとして有名でした。ナットウエスト・タワーという名前でお馴染みでしたが、その名の通り、当初はNational Westminster Bankのビルで、上から見ると銀行のロゴの形をしています。
たしか私がシティで働き始めた時から建ってたよな、と思ったら、1981年に建設されたそうで、それはまさに私が入社した年。 そうかあ、ナットウエスト・タワーは私の会社生活と共に始まったんだ。 ということは、35年も経ってるわけで、たしかに今回久し振りに中に入ってみたら古ぼけてましたが、外見は時代を超越したすっきりデザインで好きですし、今もモダンに銀色に光ってます。
42階のVertigo 42(→こちら)はかつてはシティの中では特別の存在だったレストランで、大昔に一度行ったことがあり、今はシャンペンバーなのでここにも久し振りに又行ってみたいですが、今回はランチ後の軽いお茶二次会として先週と今週と続けて2回、24階にあるCity Socialのバーに行ってみました(→こちら)。 レストランもあるようですが、バーの方が眺めは良さそうです。
こんなお店があるなんて知りませんでしたが、入口も見つけにくいし建物の中に入ると暗い廊下が続いて気味悪いし、知ってる人しか来ないでしょうね。案の上、中はガラガラ。
そのおかげで、写真でご覧の通り抜群の眺めもさることながら、空いてて落ち着けるのが最高ですね。 窓が少し汚れてるのが残念ですが、簡単に窓拭きできないでしょうしね。
先週はガーキンとチーズグレイターがすぐ近くに見える席、今週はウォーキートーキー(トランシーバー)とシャードがよく見える窓際テーブルに座りましたが、ぐるっと回ると他の方向も見えます。 バーですが、5ポンドくらいでお茶も飲めます。 ちょっとしたスナックもあり、夜景見ながらカクテルでもすすったらロマンチックでしょうね。
昨日ご案内した友人は、夕方お別れしてからすぐに又お嬢さんと再びいらっしゃったそうで、夕陽と夜景の写真を送って下さいました。 私たちがいた時は他にほとんど客がいなくて、これでは潰れてしまいそうだわと心配でしたが、夜は会社帰りの人でちゃんと賑わっていたそうです。
私のシティ生活と同じ年月で親しみ感じるこの老舗のビルのカフェには新しいビルに負けないで繁盛して欲しいので、皆さん、行ってみて下さいね。 少なくとも午後は一人でも大丈夫な雰囲気です。