<28th April Sat>
一日どんよりとして雨がしとしだけど、今日はずっと家にいる予定なので全然OK。
バースデー・プレゼントにトーチャンに注文してもらったDVD映画2本、月曜(23日)の誕生日には間に合わなかったけど、今日一気に2本続けて観てしまいました。
太陽がいっぱい(アラン・ドロン)と恋愛専科(トロイ・ドナヒュー)ですが、そう、もちろん私のことだから、目的は主演の美男子よ
恋愛専科のタイトルがスペイン語なのは、探すのに苦労したトーチャンが、結局eBayでスペインから買ったDVDだからで、英語名はRome Adventure。太陽がいっぱいの英語タイトルがPurple Noonだとははじめて知りました。
まるでイタリア観光ガイドのような恋愛専科は1962年のハリウッド映画で当時ゴールデン・カップルだった結婚前のトロイ・ドナヒューとスザンヌ・プレシェットの、よく出来てはいるけど所詮は他愛ない青春ドラマ、
片や太陽がいっぱいはアラン・ドロンをスターダムにのし上げた1960年の巨匠ルネ・クレマン監督の殺人サスペンスの名作で、ニーノ・ロータの哀切メロディは今聴いてもぐっと来る映画音楽のベスト。
映画の出来の良し悪しは比べようもないですが、両方とも久し振りに観て懐かしさいっぱい
両作品とも舞台がイタリアで、どちらもあちこち回るのですが、「あ、ここ、行ったことあるよね~」と嬉しくなるシーンもたくさんあって、2本ともはじめて観るトーチャンも楽しめたようです。
トロイ・ドナヒューはちょっと顔がふっくらし過ぎてて、こないだテレビで観た遠い喇叭(らっぱ)の騎兵隊の方がかっこ良かったし、若いアラン・ドロンもあまりにつるっとして、シワが出来て味が出て後年の方が魅力的だわ、と思ったりしましたが、二人の輝く美貌にはうっとり
意外というかやっぱりと言うか、服装に関しては男性も女性も今道を歩いてても全くおかしくないような服装だったことで、これが70年代や80年代だときっと「キャー、あの頃ってあんな格好してたのね」と笑っちゃうところでしょうが、ファッションはくり返す、というのは本当だ。恋愛専科の女性の髪型はすでにちょっとふくらみはじめてて今とは少々違うけど、お化粧は今と同じで、これも戻ったってことね。
考えてみれば映画ができてから50年経ってるわけだけど、イタリアの街並みは変ってないし、自動車と電話以外は古さを感じさせず(アメリカからイタリアまで船で行くのはびっくりしたけど)、ヨーロッパの変らぬ美しさはさすが。それに、やっぱりイタリアは良いわ~
宝くじに当たったら、しばらくイタリアに住もうっと。どこが良いかしらね
しかし、宝くじには当たらなくても、来年の節目の誕生日にはもうちょっと良いものをプレゼントにしようっと