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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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ウィーンで暇つぶし & 旅行2回のまとめ

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ゲホゲホ熱はないので普通に活動してますが、咳と鼻水がまだ止まらず、鼻はヒリヒリ、咳し過ぎて下腹も痛い。今日は一日働くつもりで出勤したのにゴホゴホして迷惑みたいだったので午後は帰宅。夜のオペラも諦めて(ゲオルギューのアドリアーナ・ルクヴルールは何度も観たからいいわ)、家でゆっくりブログでも書いてよっと。 これが最後のウィーン記事です。

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カメラ写真はクリックで拡大します。

 

1月に2回行ったウィーン、2回目はオペラ鑑賞しかしませんでしたが、1回目の12日からの2泊、ナンバーワン目的がフォークト様の風邪のせいでおじゃんになってしまったので、「くっそー、一体私はなにしに来たんじゃえーん。 よーし、こうなったえらでもウィーンを最大限に楽しまにゃ気が済まん!ドンッ」、という意地だけで、時間のある限りあちこち熱心に回りましたとも走る人

 

その結果、オペラだけでは勿論ないウィーンを楽しむことができて、それはそれで収穫でした。

 

残雪の寒いウィーン、屋内で過ごしました時間がほとんどでしたが、芸術鑑賞はアルベルティーナ美術館(→こちら)と、美術史博物館Kunsthistorisches Museum(→こちら)に集中。 どちらも見応え充分ですが、アルベルティーナは売り物のデューラーもそうたくさんないし2時間もあれば充分過ぎるでしょうが、広~い美術史博物館は5時間歩いてもたくさん見残してしまったので又オペラのついでに行かなくては。

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アルベルティーナの展示には興味なくても、テラスには是非行って下さいね。ここからの国立歌劇場とザッハーホテルの眺めが抜群で、ウィーンで一番ロマンチックと思います。

 

    

 

     

デューラーとマグリット

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ボトルそれと、今回発見した便利な居酒屋がアルベルティーナの階段の下にあります。

写真がないのですが、階段を下りた所ではなく、斜めになった階段部分の下にあるアウグスティーナケラーAugustinerkellerという元ワインセラーだった居酒屋で、日本人グループもたくさんいたので有名なのでしょう。私はオペラの前後に2回行きましたが、オペラの前にお腹一杯になりたくなかった時にミニ版シュニッツェルがありがたかったです。 夜12時までオープンしてるのも便利で、オペラの後に食べたグーラッシュスープがウィーンで食べた中で一番美味しかったです(やっとクラウス君が出てくれた上にツーショット写真まで撮れた直後で天にも昇る気持ちだったので余計美味しかったのかもしれないけど)。

そして、この居酒屋はワインセラーのもっと便利な点は、最初の入口と居酒屋の入口の間に少しスペースがあり、テーブルと椅子が置いてあるので、寒い日や雨の日の待ち合わせに最適。トイレも使えます。

 

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もっと時間が短くてもちょっとだけ寄れる所もあります。アルベルティーナからも歩いてすぐのドロテアムというオークションハウスで、ウィーンに詳しいツアコンの友人に教えてもらったのですが、エレガントな雰囲気の中、色んなものが値段付きでたくさん並んでて面白いです。これからオークションに出すものだけでなく、オークションで売れ残ったものを売ってるようですが、家具、絵画、宝石、毛皮コート、装飾品等、見てるだけでも楽しくて、私は民芸風の家具が珍しくてしっかり見ました。入場無料なので10分間だけでもいいし、カフェもあるのでゆっくりも出来ます。

 

    

 

   

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まとまった時間がないと行けないのは美術史博物館。30年ぶりに行ってみましたが、期待通りの品揃え。でも、絵画は画家の名前が書いてないのがほとんどで不親切なのでオーディオガイドとマップを見比べて面倒臭かった

   

レンブラントとフェルメールくらいはわかるけど・・・

 

     

 

    

塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読書中の私は特に古代セクションに惹かれました。凄いものがあるわけではないけど、照明が絶妙で良い雰囲気なの。 若いオクタヴィアン時代と大人になったアウグストゥス像もいいでしょ。

ハプスブルグ家が集めたお宝の膨大な展示を観る時間はなかったので、これも次回に。

しかし、このギャラリーのカフェはそれはそれは素敵な設えなんですが、ケーキは不味かった。

     

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キリがないのでこれで一応ウィーン旅行記は終わりにして、後で見やすいように以下まとめ。2回分混ざってます。

やけくそ旅行に出発

リベンジ遠征決定

ウィーン国立歌劇場

フォークト様を出待ち

「死の都」、フォークト様

「死の都」、その他の歌手達

「楽友協会でウィールフィルのコンサート

ホテル2軒

ザッハー・ホテルでトルテと夜食

 

2回目は飛行機代だけでも3倍掛かったし費用は掛かりましたが、無事にリベンジが果たせて本当に良かったです。二度目も駄目だったら気落ちして、「もう海外オペラ遠征には行きたくないわ」、となって、「そんなら仕事辞めちゃおうかな」、ということになったかも。 迷ってる時はちょっとしたことで揺れますもんね。

 


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