<11th Feb Sat>
昨日の午後のヨナス・カウフマンのトークイベント(Kaufmann in conversation)は風邪にためにドタキャンだったそうです。ちょっとくらい具合悪くても喋れるだろうに、来週月曜のバービカン最後のコンサートに備えて大事を取ったということでしょうか。それともかならい悪い?
私は、特にカウフマンのファンでもないのでこのトークイベントには元々行く予定ではなく、代わりにムスメと一緒に映画観てました。親子三人で飲茶ランチしてから観た映画はオープン初日のThe LEGO Batman Movie(邦題は「レゴバットマン ザ・ムービー」で4月公開だそうです)。 映画やテレビの風刺の利いたイン・ジョーク満載で子供よりも大人の方が楽しめるのですが、とにかくペース早いし息つく間もなく映像は変わるし、観るだけでエネルギー消耗。 これを日本で字幕付きで観たら付いて行けないと思うなあ。
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小さい写真はクリックで拡大します。
そのカウフマンの2月4日ののリサイタル(→)に着物で行きました。
風邪気味なのであったかくしていかきゃですから、ほっこりした総絞りの羽織で。
いい加減に半幅帯を巻きつけるだけで済むので羽織は重宝。
殺伐としたバービカン、ロビーとかで写真撮ってもパッとしないのですが、今日はなんと言っても最前列ど真ん中でカウフマンから一番近い席でしたからね。
8日のワルキューレにも着物で行こうかどうしようか最後まで迷ったけれど、咳で前夜よく眠れなかったので昼寝をしないとコンサートで寝ちゃうだろうし、コンサート前に寄る所もあったので、面倒臭くなって、結局、洋服で。折角、着物仲間が着物でいらしたのに残念。
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翌日、2月5日の日曜日もまた着物。
松に流水の訪問着ですが、今回はあっさりしたコーディネートにしたかったのですっきり柄の白い帯を合わせました。着物も帯も友人から頂き物です。
あっさりしして正統派古典でもないこの明るい色のコーディネートにしたのは、レストランの内装がダークでリッチな色合いでゴテゴテ金ぴかだからです。
パーク・シノワPark Chinois(→こちら)という高級中華料理レストランは、Hakkasan等ロンドンでいくつかの人気レストランをプロデュースした有名なAlan Yau氏のアラブ資本の最新店で、1930年代のジャズバンド旺盛のCotton Clubをイメージしてるそうですが、ジャズの生演奏付きでまるで退廃的な上海の雰囲気という別世界。 窓がないので昼間だけど暗くてセクシーな夜のムード。 この日はランチでもあり家族連れが多かったけど、大人のカップルやグループが集う夜だともっとこの場に合う感じになるんでしょうね。
全体に暗いので明るい色の着物を選んだのに映えませんが、テーブルの上のお料理にはちゃんと照明が当たってて写真もきれいに撮れました。
デザートはチョコレートスフレ(アイスクリームが乗ってる)とティラミス。
女子三人だったのですが、このお店を選んで下さった方は何度かいらしたことがあり、美味しかったものばかり選んで下さったので間違いのない選択だったのもありがたく、全て「美味し~い、美味し~い」とキャーキャー騒ぎながらワインとお茶と共に頂きました。
こんなに凝った飲茶は始めてで、それなりのお値段ですから滅多には行けません。だからこそ、このランチがスペシャルになったわけですが、入り口にあるこのバーだけなら又行けるかな?
蒔絵のドアと陶器のシンクのトイレもゴージャス。
会員ラウンジはいかにもアラブ人好みのキンキラキンだけど、こういうの、好き
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