<17th Mar Fri>
昨日はムスメが遊びに来てくれて、お互いの最近の旅行の写真を見せ合いっこ。ちょうど同じ時期にムスメはツェルマットでスキー初体験したのです。 私とトーチャンが33年に泊ったホテルから50メートルしか離れてないホテルに泊ったようです。やはり一番絵になるマッターホルンを眺めながら元気に歩けるうちにウォーキングホリディに行きたいものです。
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3月13日、最後の眠れる森の美女はフェデリコ・ボネリと小林ひかるさん夫婦。フェデリコは大好きなのに、私が好きではない相手役のことが多くて観に行けてないのですが、今回はひかるさんとの見納めになるかもしれない主役共演なので見逃せません。
3年前にこの二人で同じバレエを観たときは(→こちら)、その時はフェデリコが「わーい、やっとここで二人で踊れたね」、と凄く嬉しそうにはしゃいでいたのが印象的でしたが、今回は奥様をちょっと心配気味に見守りながら、余裕の踊りと演技で素晴らしかったです。 まるで妖精のようで現実味のない若いムンタ君とは違い、フェデリコは血肉の通った大人の男性的魅力に溢れた人間味のある王子様でした
40歳のひかるさんのオーロラ姫は、そりゃプリンシパルのお嬢さん方のようには足は上がらないけど、とてもエレガントでしっとりした美しさがありました。お得意のローズアダージョは、他の誰よりも長い間バランス崩さずに手を離してお見事。 視線が下向いてることが多くて地味な印象なのが残念ですけどね。
二人が手を取り合って見つめ合うと、こちらまで「良かったね~」と嬉しくなります
その他大勢の中で、「あっ!、すごーい美男子がいる」、と思うといつもリース・クラーク君なのですが、この日は大きな役で出てて嬉しかったです。長身を生かしたスケールの大きさが良かったです。
さて、これで12月から長期に渡った眠り姫を5回観たわけですが、
高田茜ちゃんとジェームス・ヘイ→こちら
サラ・ラムとヴァディム・ムンタギロフ(マシュー・ゴールディングの代役)→こちら
マリアネラ・ニュネツとヴァディム・ムンタギロフ→こちら
ナタリア・オシポワと平野亮一→こちら、
男性は簡単に順位付けることが出来ます。 多分他の人も同じ評価かと思うのですが、①ムンタギロフ、②ボネリ、③ヘイ、④平野さん(あくまでこの役に関してです)。
女性は、うーん、好みの問題かな。茜ちゃんとひかるさんは拳闘したけどやはり西洋人の役にはハンデがある一方で王女様としてはサラ・ラムがルックスでは得してるし、オシポワは下町の娘風でエレガントさに欠けローズアダージョも上手じゃなかったのでこの役は合わないし、やっぱりニュネツにはなぜか私は惹かれない・・。ってところでしょうか? ま、バレエ門外漢の私が言うことですから的外れかもしれませんけどね。
カップルとしてベストなのはそりゃムンタ君とサラちゃん組。ルックスも完璧だし踊りもケミストリーもグー
まさか全部には行かないだろうけど一応切符買っておいたのですが(どちらかと言うと男性ダンサー目当てで)、結局、比べるのも面白くなって、5回共行っちゃいました。