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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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アンドレアス・ショル (CT) @バービカン 

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<18th Mar Sat>

マルタ旅行記事がなかなか進まないのは写真を選んでる時間が無いからですが(昨日も今日もコンサートに行ってたので。アンスネスとプティボン)、それなら写真を選ばなくても済むのから片付けましょう、ってことで。

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3月14日はバービカンでドイツ人カウンターテナーのベテラン、アンドレアス・ショルが歌ってくれました。

 

カーテンコール写真がないのは、3年前に隣に座って写真を撮ろうとした私を怒鳴りつけたつるっぱげデブおやじ(→こちら)がまた隣にいたからですがゲロー、まあショル兄はいつものダサい黒いスーツだし写真撮れなくてもそう残念じゃないどころか、カーテンコールで嬉しそうなショル兄の表情を生でしっかり観られたので却って良かったかもうーん。 そうなんですよね、いつも必死でカーテンコール写真を撮ってる時に「こんなことしてて、なんか大事なものを見逃してて損してるような・・ショボーン」、って気持ちが実はあるんです。

 

 

行った証拠に切符貼っときますが(最前列ど真ん中)、そう言えば隣のあの爺さん、あれ以来見掛けたのは初めてだから、ショルの時だけ頑張って良い席取ってバービカンに来るのかな? そう思うと同じファンとしてなんか親近感持ったりしちゃうけど、それにしては他の所でのショルのコンサートに来てた様子はないし、不思議なおっさんだはてなマーク 

 

Accademia Bizantina
Andreas Scholl
countertenor

 

Porpora Occhi mesti; Per pietà turba feroce, arias from Il Trionfo della Divina Giustizia nei
tormenti e morte di Gesù Cristo

Ragazzi Sonata a 4 in C minor
Anfossi Salve Regina
Vinci Sinfonia; Chi mi priega; Tutti son del materno mio seno from Oratorio di Maria dolorata
Vivaldi Violin Concerto in G minor, RV 332
Vivaldi Stabat Mater

アンコールは2曲。一つは間違いなくヴィヴァルディ。

 

ショル兄の写真は下にリストアップしたこれまでのコンサートにたっぷり載ってるのでそちらでご覧下さいですが、一時よりは痩せてお腹の出っ張りも小さくなったし後頭部ハゲも進行してなくて、やっぱり素敵恋の矢 私にとっては男性的魅力を感じる唯一のCTです。 あ、筋肉マンのクリス・エインズリーが上半身裸になったりするとそりゃ「お~っ」ですが、普通にしてて胸キュンなのはショル兄だけよんラブラブ!  

 

肝心の歌はと言うと、今の彼にはこれが絶好調ではないかしら。往年の甘さと張りはもう戻らないだろうけど、充分魅力的で、この日に初めて聴いたとしても私はうっとりしてファンになってた筈。何度か地声が出てしまうという失態もあったけど、それすら私には男らしいの魅力でドキドキ恋の矢。4ツ星のレビューもあったし、最後のヴィヴァルディのスターバトマーテルは圧巻でした。youtubeでよく聞くのは結局ショルなんですが、この曲をまた生で好調で聴けて感激でした。

 

 

ブログ始めて以来のショルのコンサート記事を以下まとめておきます。

手紙

2009年3月 バービカン (→こちら ) ヴィヴァルディにうっとりラブラブ!

2010年4月 バービカン 中世吟遊詩人発掘コンサート (→こちら ) マイク使ってたからなあ・・カラオケ

2010年12月 バービカン (→こちら ) 折角のジャルスキーとの共演だったのに、風邪ひいてたねカゼ

2011年6月 ウィグモア・ホール(→こちら ) こじんまりしたウィグモア・ホールがやっぱり一番ぴったり宝石ブルー

2012年2月 バービカン(→こちら) 前半と後半では出来が極端に違ったバッハ尽くしえっ

2014年1月 バービカン(→こちら) しょぼい声だった二種類のスターバトマーテルしょぼん

2015年4月 ウィグモア・ホール(→こちら) 久し振りに好調で復活!グッド!

2015年11月 ウィグモア・ホール(→こちら) イエスティン君との共演 男の子男の子

2016年6月 ウィグモア・ホール(→こちら) 甘い声が戻ってきた!ラブラブ

 

ブログ前から通ってて20年にはなるでしょうか、結局一番好みのCT声なのですね。どんな歌手でも好みはありますが、特に一歩間違うとゲテモノであるCTは好みが重要かと。CTに拒絶反応する人にとっては全てのCTがゲテモノかも。 その世紀末的倒錯にゾクゾクするんですけど、どう考えても万人好みではなく、男らしいバリトンに惹かれるほうが正常でしょう。

日本ではまだCTに対して偏見があるようですが、まずは録音や映像で、比較的受け入れやすいショル兄を聴いてみてはいかがでしょうか? あ、でも、去年のイエスティン君に続き、来年秋にはいよいよフランコ・ファジョーリも来日するようですからファンが増えるでしょうね。 

 


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