<28th Mar Tue>
今週も少なくとも午前中は毎日仕事なのですが、今日は珍しくトーチャンが外出してるので、お昼の退社後どこにも寄らずまっすぐ帰宅。 折角一人になれる貴重な時間なのに、テレビだらだら見てるうちに夕方になっちゃったけど・・。 マルタ島観光、ここまで来たらあともう少しですから、すっ飛ばさずに記録しておきましょう。
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3月7日(火)
昨日も結構風がありましたが、さあ、今日はいよいよ嵐の到来・・・、の筈だったんですが、なーんだ青空だわ。 これなら予定通り観光が出来そうです(後で大変なことになりましたが)。
鉄道がないマルタ、移動はバスに頼るのですが、10年くらい前まであったトトロのねこバスみたいなレトロなのはさすがに無くなって今は普通のバスで、観光用バスもありますが、私たちが乗ったのは全て路線バス。英語表示だし、バスを降りた小さな村で道に迷っても英語通じるので安心なマルタです。
まず、ヴァレッタから15分くらいで行けるタルシーン神殿Taxien Temple and Museumへ。 いくつかある古代の巨大神殿群がある中でヴァレッタから一番簡単に行けるのがここでしょう。
約百年前に農民によって偶然発見された紀元前3600年~2500年建造の4つの神殿で、テントで覆われて通路と説明パネルもあって見学しやすくなってます。シーズンオフなので私以外には年配の日本人夫婦とマルタ名物の猫ちゃんだけ。
全てがオリジナルではなく、このおデブ女性の下半身のようにレプリカも結構置いてあり、中には出来たてもありますが、それもかつての姿を伝える上では有効でしょう。 一昨日ヴァレッタの考古博物館で本物はたくさん拝んでますしね。
トーチャンは動物の写真を撮るとなると熱心ですが、この猫ちゃんがあくびする決定的な瞬間は私がモノにしました。 トーチャンは設定にあれこれこだわるので、こういう急なフォトショットは私の自動設定の簡単カメラの勝ちだわよね、そりゃ。
神殿を出たら急に嵐がやって来てザーッと雨も降りましたが幸いすぐ止んだので、一旦ヴァレッタに戻ってからバスで40分のラバトRabatにやってきました。
キリスト教に興味ある方は聖パウロにまつわる教会や洞窟、カタコンベもあるのでそちらへどうぞですが、限られた時間内で私たちは古代ローマ時代のヴィラであるドムス・ロマーナだけ見学。そんなに立派なお屋敷ではないですが、三次元に見える床のモザイクは見事。
今日の観光のハイライトはすぐ隣のエムディーナMdinaという中世の街なのですが、あまりの美しさに、突風と強風にもめげず(時折激しい雨も)、夜までいて写真をたくさん撮ったので、あらためてしっかりご紹介したいです。 マルタは小さな島だけど、色んな時代の色んな文化が残ってて興味深いです。