<2nd Apr Sun>
昨日の辻井伸行さんのピアノリサイタルも着物で行ったのですが、1週間前の着物お出掛けもまだアップしてないので、まずそちらを先に。 両方とも最近ひと様から頂戴した着物で、本当にありがたいことです。
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3月25日のピッカピカのお天気の日曜日、ちょっと遠出してガトウィック空港の近くのマナーハウスでアフタヌーンティをしました。
この水色の綸子の椿柄、去年6月に日本からオペラ仲間のY子さんがいらした時にお召しになってブラウンズホテルのアフタヌーンティにご一緒した小紋ですが(→こちら)、ご友人から「Y子さん、椿姫さんと着物でご一緒するのであれば是非この椿柄の着物で」、というお申し出だったのです。 嬉しいですね
その後この着物はY子さんと共に日本に戻ったのですが、そのご友人が、更に嬉しいことに、「気に入って下さったのなら椿姫さんに差し上げます」と仰って下さったのです。 そりゃ、勝手に自分のお印にしてる椿の柄の上に私の大好きなブルー地ですもの、大好きです
てな事情で、日本に里帰りなさる際にM子さんがご親切にもイギリスに運んで下さったのを、今回それを受け取りにM子さんのお宅にこの日お邪魔したわけです。 で、折角の機会ですから着物の着付けにご興味おありのM子さんに私の超簡単着付けをご伝授することにしたのです。 着付けレッスンは時間不足で中途半端にしか出来ませんでしたが、お母様の形見の着物を何枚か持ってらっしゃる中でM子さんは私とバランス取れる大人ピンクの小紋を選んで下さって、素敵なマナーハウスホテルに参りましょう。
でも、大急ぎでM子さんに着せて、私自身は鏡も無しで焦りまくったので、二人ともひどい着付けになってしまい、特に私の帯はちゃんと半分に折れてなくてだらしない程幅が広いったら・・・。後で気付いて前帯の下の部分を折り上げたのですが、ツーショット写真は着付け終了直後のこれしかないので恥ずかしながらご披露します。お庭の椿が綺麗ですしね。
ラングショット・マナーLangshott Manor(→こちら)は結婚式も出来るホテルで、オールド・イングランドの趣が青空に映えて最高の雰囲気です。前の日までぐずぐずしたお天気だったのに、この日は久し振りに晴れたのもラッキー。 この日の結婚式は黒人と白人のゲイ男性同士のカップルだったのですが、一見ミスマッチながら、古い伝統を守るコンサバさと時代の変化に対応する柔軟さがいかにもイギリス。
年代物の木のパネルで暗めですが、表の太陽がテーブルに降り注いで良い感じのクラシックなお部屋で、シャンペンも頂きながら、目の前に着物美人、私も素敵な着物を初めてまとい、皆様のご厚意に感謝しつつ、ちょっと遠くまで来たので行楽気分でもあり、最高の土曜日でした