<11th May Fri>
4日しかなかったのに仕事で疲れた週が終わり、週末に入る喜びはサラリーマンの特権でしょうね。金曜日の夜はいつまでも起きていたい気分ですもん。明日は寝坊はできませんけどね。ROHで新プロダクションのファルスタッフのリハーサルがありますから。1950年代の読み替えた演出ですってよ。
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今週は頑張って着物でコンサートに2回行きました。 (クリックで写真は拡大)
まずは7日のメイデーのバンクホリデー。
イギリスでは日本のように季節感を着るもので表わすというコンセプトはないのですが、やっぱり着物には季節は大切ですから、着物を選ぶときは日本の季節を基準にすることが多い私。今日は日本に想いを寄せながら藤色の小紋にしてみました。
庭伝いのお宅の庭に咲いてるパープル掛かったブルーのお花が私の着物と色合い似てるから、バックに入るように撮ってね、トーチャン。
この染め帯との組み合わせは何度もしてるので、なるべく違うコーディネートを心掛けてる私としてはペケなんですが、やっぱりこの同色のグラデーションが一番ぴったりなので、散々迷った末にこれに落ち着きました。
行った所はウィグモア・ホールで、大のご贔屓のカウンターテナーのIestyn Daviesのリサイタルですが、渋い雰囲気のウィグモア・ホールににはこういう地味な着物が無難でしょうし。
先日すでに控室で撮ったイエスティン君とのツーショット(→人気ブログランキング
)をアップしましたが、着物でコンサートに来る僕のファンの存在に彼は充分気付いてくれてるみたいなので、さらにその印象を深めるために着物で行ったわけです。覚えてもらえるためには着物の威力は大!
こじんまりしたウィグモア・ホールの翌日は巨大なロイヤル・アルバート・ホールへ。
わいわいがやがや賑やかだろうし、謙虚なイギリス人のイエスティン君と違い、今日は華やかな大スターのフローレス王子のコンサートだから、昨日よりうんと派手にしないと。
ロイヤル・アルバート・ホールの向かいのハイドパークにはヴィクトリア女王の夫君で早死にしたアルバート公の金ぴか像。
廊下やバーは落ち着いたムードなのに、客席はクラシック・コンサートにはちょっとどうよと思う極彩色。これに合う様にもっと派手でけばけばしい着物にすればよかったかしらん?
今月は少なくともあと2、3回着物でお出掛けできるように頑張りま~す
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