<17th June Sat>
暑い土曜日、待ちに待った新プロダクションでカウフマンのロールデビューのオテロでROHもホット。
争奪激しいリハーサル切符、upperslipしか取れなくて(7ポンド)、斜め上から見下ろす角度でイマイチですが、カーテンコール写真をどうぞ。
ROHのリングサイクルの演出家キース・ウォーナーの舞台は、グレーで無機質だけどすっきりしてるのは良い感じ。但し、最後のベッド場面はやけにチープでがっかり。 モダンなセットとはミスマッチなところが洒落てるクラシックでスタイリッシュな衣装も素晴らしくて、皆さん格好良く見えましたが、これも最後の白いパジャマ姿が残念・・。 今シーズンの目玉ですから、カメラマンの数も異常に多かったし、カウフマンの素敵な姿は舞台写真をお待ち下さいね。 顔は黒く塗ってないし、私の大好きなROHのドンカルロ風の衣装を何度か着替えてくれます
- Music Giuseppe Verdi
- Libretto Arrigo Boito
- Director Keith Warner
- Set designer Boris Kudlička
- Costume designer Kaspar Glarner
- Lighting designer Bruno Poet
- Movement director Michael Barry
- Fight director Ran Arthur Braun
- Conductor Antonio Pappano
- Otello Jonas Kaufmann
- Desdemona Maria Agresta
- Iago Marco Vratogna
- Cassio Frédéric Antoun
- Roderigo Thomas Atkins
- Emilia Kai Rüütel
カーテンコールでお色直しのカウフマン、もちろん期待も高かったですが、それ以上に素晴らしかったです まさに彼の声にどんぴしゃですもんね。 この角度では演技の細かい所までよくわからなかったのは残念ですが、それは21日の初日に同じレベルで正面からしっかり見ます。
イアーゴは、全く悪くはないけれど、一本調子で飽きてしまう歌唱と演技。降ろされた(?)テジエで聴きたかった・・
パッパーノの指揮振りはよく見えましたが、相変わらず頼りになる大将です。2020年に「さよなら」のようですが。
デスデモーナはマリア・アグレスタ。 声量は立派だし文句付けるわけにはいかないけど、私の位置のせいか少々声が割れ気味だったし、もちろん5年前のハルテロス(→こちら)には敵いません。
というわけで、カウフマンにマッチするレベルの人がいなくて一人舞台でしたが、それは予想通りだし、首を長くして待ってた彼がちゃんと出てくれて、しかも好調だったことに感謝です。
同じような写真もありますが、選ぶのが難しいので、とりあえず何枚か載せときます。
アッカンベーはどういう意味かしらん?
2時過ぎに終わったのでステージドアに行ってみましたが、30分以上しても出てこなかったのでギブアップ