<25th July Tue>
今日から始ったバイロイト音楽祭、マイスタージンガーをネットラジオで生中継してたのでイギリス時間で午後3時から6時間半、最初の30分聞き逃した以外は全部聴いたわさ。長いインターバル2回でご飯食べたりテレビ観たりしながらだったけど。でも、フォークト様の歌う部分ってこんなに少なかったかしら? ハンブルグとベルリンに追っ掛けて観た時は歌わなくても舞台の上にずっといるせいかそうは感じなかったけど・・。
バイロイトと言えば、昨日、来年のローエングリンはロベルト・アラーニャと発表されて話題になってます。「おいら、ローエングリンを歌いたいぜ~」と言ってたのでそれ自体は驚かないけど、でも、まさかいきなりバイロイトでロールデビューするとは! アラーニャの勇気と、バイロイトの狂気に乾杯 どうなることやら・・
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昨日からロイヤルオペラハウスで、マリインスキー・バレエの引越公演がスタートし、最初はドン・キホーテ。 アホらしいお話だけど、私はこの全編エネルギッシュなクルクルピョンピョンが大好きなので2回行きま~す!
切符を買う時はキャストが発表になってないのでとりあえず初日を買っておけば間違いなかろうということでまず昨日早速行ってみたところ、期待通り、主役カップルは二人ともプリンシパル。
床屋さんのバジル役はキミン・キムという覚え易い名前の韓国人。キム君は韓国では有名なのでしょうね、たくさん韓国人の家族連れが観に来てました。色んな人種が入り乱れてるロイヤルバレエとは違って彼だけ異色なわけですが、韓国人らしい四角い顔に目張りをしっかり描いて奮闘してくれました。 違和感にも拘わらずそりゃ上手だからプリンシパルにまでなってるわけで、細い体のシャープな動きが印象的でしたが、なんか硬くて・・。
明日また行くのですが、バジルは先月オシポワと「マルグリッドとアルマン」で共演した可愛くて上手なシクリャーロフ君(→こちら)なのでメッチャ楽しみ。 ルックスで得してるだけじゃなくて、彼の方がふわっと柔らかい雰囲気を醸し出せると思うの。
踊りっ放しで大変なキトリ役はヴィクトリア・テリューシキナ。 しなやかで凄く上手なんだけど、老けてるししっとり大人の雰囲気で明るい村娘って感じじゃないので、白鳥の湖とかの方が向いてるでしょう、と思ったら、27日の初日のスワン・レークは彼女。 私、行きます。
とりあえず、全演目に行く予定です。 オペラやコンサートがなくてヒマだし、舞台脇席も売ってくれたので。見切れるので、このドンキも後ろの背景とか見えなかったけど、ダンサーを近くで(しかも座って)見られるのは嬉しいです。