<27th Aug Sun>
昨日旅行から戻りましたが、今日のロンドンは快晴の夏日。「スコットランドでこうだったら良かったのに・・」と恨めしかったりしますが、8月18日から26日までの8泊9日のドライブ旅行は元気にハードスケジュールをこなせて楽しい旅でした。エジンバラ・フェスティバル以外は全て計画してくれたトーチャンに感謝。
毎日ちょっとづつ写真だけ載せたものの、一体どこなのかすら書かなかった行動記録はこれから少しづつ書きますが、まず「まとめ」をしてしまいましょう(小さい写真はクリックで拡大します)。
宿泊
今回初めてAirbnbを使用。ハイシーズンでホテルが取れなかったからですが、空きがほとんど無かったので選択の余地はなく、どちらも家族が住んでる家の部屋だけ借りるタイプで、足の便に少々難あり。 部屋は清潔で文句なかったし家の鍵を渡してくれて自由に出入りしてねということだったので行動は制限されませんでしたが。
3泊したエジンバラの6歳のお嬢ちゃんがいるスコットランド夫と日本人妻の素敵なファミリーの家(→こちら)は「こんな家に住みたいわ」と思う新しい家で、キッチンを自由に使わせてもらえたし(料理はしませんが)、彼らとのお喋りも楽しかったですが、お嬢ちゃんを邪魔しないように音を出してはいけないとお風呂は使わなかったり(シャワーだけで充分だけど)、気を使いました。
ベーシックなスカイ島(ポートリー)の家は、お風呂場が部屋の中にあるオン・スイートで(狭くてシャワーだけですが)、オーナーが早くから仕事に行ってしまうのでほとんど会うこともなく、部屋に湯沸しケトルもあったので便利だけど、パーソナル・タッチが無くて味気なかったかな。
ハイシーズン料金なので全て込みでエジンバラは一部屋一泊80ポンドちょっと、スカイ島は103ポンドでしたが、どちらも馬鹿高いホテルに比べれば(2月半前に予約した時はほとんど空きもなかったし)うんと安上がりだったし、これからもAirbnbを使おうと思います。尚、エジンバラは空港と都心を結ぶトラム駅の近くが便利でしょう。
交通
エジンバラはバスも充実してるし新しくトラムも出来て凄く便利なので、私たちも車は中心からトラムで20分のAirbnbに4ポンドの一日券で回りました。
スカイ島はその反対で、バスなんて滅多に見掛けなかったし、ヒッチハイクしてる人が多く、坂が多いので自転車も無理だし(観光用レンタサイクルは無いと思う)、ここはやっぱり車がないと動きが取れないでしょう。単車線(シングル・トラック)の所も多いので、最近人気のスカイ島、交通渋滞になったらすれ違うのも難しいだろうと心配だったのですが、幸いそれはどこも問題なく、スイスイ走れました。 駐車場がどこも小さいのは知ってたので、人気スポットには朝一番に行ったのは正解。
スカイ島のお天気
いつもそうなのか知りませんが、とにかく変わり易い天候でした。晴れてるのにいきなり雨が降ってきて、間もなくやんで虹が出て・・。 雲が低くて、千メートル足らずの山が多いのですが、頂上や中腹に雲が流れてコロコロ変わり、変化に富んだスコットランドらしい荒涼とした景色は楽しめましたが。気温も色々で、20度以上だったに違いない午後もありましたが、寒い時もあって重ね着を着たり脱いだり。
スカイ島観光
比較的小さな所に海あり山ありの変化に富んだ景色がぎっしり詰まってるのが人気の理由なのでしょう。橋を渡るのも今は無料だし。BBCテレビでスコットランド周遊番組をやってたのが人気の理由とBBCは手前味噌で言ってたけど、その割にはイングランドからの旅行者は殆んどいなくて、白人観光客のほとんどが外国人(世界中どこにでもいる中国人は取りあえず外しますが、中国人だらけという程ではなかったです)。 特にドイツ語圏の人が最も多く、フランス人、イタリア人と続くかな。自国から車で来てる人も多く、自分の国にも素晴らしい山があるだろうに、こんな地の果てまでわざわざ来るなんて。4年前のスコットランド本土旅行でも外国人だらけで驚いたけど、遠いことが却って郷愁を呼ぶのでしょうか。
お城とかもありますが、なんと言ってもスカイ島はウォーキング・パラダイス。本格的なロッククライミングも出来ますが、私たちはもちろんお手軽コース。感心したのは、ちゃんと遊歩道が出来てて、それも味気なく舗装してあるのではなく、一見自然に見えるけど実は一つ一つ石を選んでせせらぎや小川を飛び石を渡りながら楽しいんです。でも、そこまで頑張ったのに駐車場に手を抜いてるのが残念で、車輪がすぐに泥にはまったりして大変。トイレも無し。
因みに、トーチャンの万歩計は9日間の合計で141,734歩。 坂道をよじ上るのは勘定されてないでしょうから、実際にはもっと歩いたに違いないです。
エジンバラ
4年前に観光は済んでるので(→)今回はフェスティバルとアート鑑賞が目的でしたが、心配した程凄い人出ではなく、先回はえらく静かな街だと思ったのが、今回は活気がありました。もちろんホテル等は激混みでぼったくり料金なので、フェスティバル目的でなければ8月は避けるべし。
食事
ご存知のようにトーチャンがスケジュールを考えると食べることは全く重視しないので、今回もレストランでちゃんと食べた回数は少なくて、レストランガイドにはなりませんので、あしからず。
災難
夏のスコットランドにはミジェッツmidgetsという小さな虫の群れに襲われるとのことで、虫刺されアレルギーの私はそれが一番不安でしたが、心配した程ではなく、「危ないのは水辺で立ち止まる時だけらしい」とすぐに悟りました。 でも、一度だけ迂闊にも桟橋の水際でフィッシュ&チップスを食べてたら集中攻撃を浴びてしまい、主に顔(首と手も少し)にあっという間に30箇所以上刺されてしまいました。小さな虫なので刺される時はほとんど気付かないくらいのですが、反応が大袈裟な私は派手に腫れて5日経った今も水ぶくれだらけ。これさえ無ければ、楽しいことばかりだったのに・・・。因みにトーチャンもちょっとだけ刺されましたが、赤くなっただけで問題なしって不公平
さあ、この後は写真中心に毎日の出来事をさくさく進めます。 来週は仕事が忙しいのですが、まだ音楽シーズンは始っておらず夜はヒマですから。