<24th Sept Sun> 小さい写真はクリックで拡大します。
ロンドンの有名オークションハウスには時折寄るのですが、今日はクリスティズとサザビーズの内覧会に行ってみました。 どちらも女優の私有物の展示で、オードリー・ヘプバーンとヴィヴィアン・リー。偶然でしょうか? それとも、ライバル意識?
まずはクリスティズChristiesのAudrey Hepburn: The Personal Collection。
オードリー・ヘプバーンがガンで63歳で亡くなってから25年という節目を機会に、父親の違う二人の息子が今まで取っておいた母親の思い出の品を売却することにしたようです。
落札見込み価格等にご興味あればこちらでどうぞ(→こちら)。
内覧会は26日までですが、無料ですので、是非どうぞ。 オークションは27日。
多いのは洋服と写真ですが、洋服の写真たくさん撮ったので、ざっとアップしときます。
女優らしい華やかなオートクチュールのドレス(当然ジヴァンシーが多い)は彼女の公のイメージそのものですが、普段着の趣味もわかったりして面白かったです。
黒白水玉のシルクドレス(ジヴァンシー)が1,000~1,500ポンドってちょっと推定が低過ぎませんかね?
ドレスの中で一番高く売れそうなのは黒い「シャレード」ドレスで推定5万から8万ポンド。映画の中で着たのでしょうか?
推定1,000~1,500ポンドのヴァレンティノの赤いコートドレス。 流行を追わなかった彼女のタイムレスな服は今でも違和感なく着られそうなのが多いです。
普段着はハンガーに無造作に掛けてあるだけですが、格子柄が好きだったのかしらね。 今では当たり前のバレリーナ・パンプスは彼女が元祖ですが、私生活でもたくさん持ってたのね。
「ティファニーで朝食を」の写真は彼女とジョージ・ペパードのサイン入り。 私は特にファンではなかったののですが、たくさん並んだ写真を見るとあらためて愛らしい彼女に見惚れます。
カジュアルな髪飾りグループの中になぜかまるで新品の和服用のかんざし風が。彼女は日本に行ったことはないと思うのですが、なんか嬉しいですよね。
個性的な筆跡の手紙は女優キャサリン・ヘプバーンから。
彼女が描いた油絵は、まあ、ご愛嬌ってことで
この後に行ったヴィヴィアン・リーはもっと色んな種類の私物が展示されてて面白かったですが、それは又あらためて(→こちら)。