<2nd November Tue>
いやー、10月はなんか慌しかったなと思って勘定してみたら、オペラやコンサート等が14回も(オペラ7回、コンサート3回、バレエ3回、お芝居一回)。 顔が腫れて人前に出たくないので諦めたバレエにも行ってたらもっと大変なことになってた。 当然、書いてるヒマなどなく、ブログ記事に出来てるのは3つのみ・・・。 着物お出掛けも頑張りましたからね。7回。
--------------------------------------
10月31日の着物は、その二日前のロータリー・クラブの派手さ(→こちら)からは打って変わった落ち着いた色目。反省したからではなく、ご一緒した方の着物に合わせたらこうなったわけですが、ポイントはラメ。
Aさんとは以前に大島シスターズとして二人で似たようなコーディネートにしたことがあるのですが(→こちら)、今回はいわばラメ・ラメ・シスターズ
でも、光具合の勝負は完全に私の負け・・。 濃紺にチカチカとまるで夜空のようなAさんに比べたら私のチョコレート色のは鈍い光だわ。
行ったのはロイヤル・フェスティバル・ホールのピアノ・リサイタルでノルウェー人のレイフ・オヴェ・アンスネスLeif Ove Andsnes。コーラス席最前列で鍵盤と横顔がばっちり見える私の一番好きな席のリターンが拾えたのは信じられないくらいラッキーでした。一番好きなピアニストなのに買ってなかったのが不思議ですが、この頃サウスバンクには縁遠くて、このピアノ・シリーズもチェックするのを忘れていたんです。ここ数年ろくなのがなかったしね。
曲目等はFTの5ツ星レヴューをご覧下さいですが(→こちら)、シベリウス、シューベルト、ベートーベン、ショパン、現代曲と変化に飛んだプログラムで、彼らしい完璧なテクニックと清らかな音色、静かに燃える情熱が伝わってきて、本当に行けてよかった、この席に座れてよかったと幸運さを噛み締めながらの感動的なコンサートでした
この席に着物で座ると目立つでしょうから、居眠りは決してできません。
しかし、彼より上手なピアノストはいないのに、この空席の多さはどうだ。私の席からは客席が丸見えなので、「こんなに上手なのに勿体な~い」、と、自分だって見逃すところだったくせに、やりきれない気持ちになりました 特等席である舞台上の席(一応若い人向けの筈)すら空いてるじゃん