<30th Dec Sat>
これだけ連休が続くともう曜日の感覚がないけど、これもいずれ来るリタイヤ生活の練習か? 暖かくて快適だしやることいくらでもあるし、冬はずっと家にいてもいいかも・・。 いやいや、昨日は友人の家に遊びに行って楽しかったし、風邪は治ったと思うので久し振りにジムにでもと思ったのよね。 でも、早まって又ぶり返したら元も子もないので我慢して家でおとなしくしてよ。折角だからブログ用にバレエの写真でも選びながら。
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ロイヤルバレエのシルヴィア2回分の写真です。11月にさかのぼります。
月の女神ダイアナに仕えるニンフであるシルヴィアと牧童アミンタの他愛のない恋のさやあてで、そこにオリオンが横恋慕し、ダイアナも最初は「貴女私のところに就職する際に禁欲誓ったわよね?」、と反対するけどエロスのとりなしで「仕方ないわね」と許してハッピーエンド。1952年にフォンティーンのためにアシュトンが振付したそうですが(音楽はデリーブス)、共感は出来ないしセットも衣装も古めかしくて踊りも少々風変わりなせいか滅多にやらないので皆さんロールデビューではないかしら。今回はダーシー・バッセル(Dameになることが昨日発表されました) が指導に当たったそうです。
Sylvia Marianela Nuñez /Aminta Vadim Muntagirov/Orion Thiago Soares
- 11月23日の初日はおば様キラーの爽やか青年ムンタ君(ヴァディム・ムンタギロフ)が登場。相手は、上手だけど私が惹かれないマリアネラ・ニュネス。彼女と組むことが多いのが不満ですが、仕方ない・・、と思ってたら、後半は降板したフェデリコ・ボネリの代わりにムンタ君がオシポワと踊ったんです。 なーんだ、それなら一回で済んだし、オシポワとの共演観たかったわ。
この演目では男性がタイツはいてないというのがポイントで、筋肉の動きがよくわかるしセクシーだし、目線は脚に集中。いつも通り爽やかでエレガントなムンタ君でした、素足だと男っぽい感じもしてオバサンはゾクゾク
別れた夫婦(マリアネラとティアーゴ)の絡みは息が合ってて、めでたいことです。
- Sylvia Natalia Osipova/Aminta Federico Bonelli/Orion Ryoichi Hirano
- 11月30日のお目当てはナタリア・オシポワ。お相手はフェデリコ・ボネリ。彼も好きなんですが、ニュネスよりももっと苦手なローラ・モレラと一緒の時が多いので行きそびれてるボネリを観る絶好の機会
- と期待高かったんですが、グラグラしてたしリフトも危なっかしくて、オシポワとのケミストリーも無し。相手役を選ぶらしいオシポワ嬢との共演にビビッてるようにも見えて、全ての面でムンタ君の方がうんと良かったです。
- そしたら、おそらくこの日だけでボネリは降板し、その後はムンタ君が代役になったのでした(くるみ割人形と連ちゃんの日もあったのに)。 理由は病気だそうですがボネリはその後くるみには出てたようなので、やっぱりオシポワ嬢と折り合いがつかなかったのかな?
- 個性の強いオシポワは役柄によって合う合わないがありますが、この役はどうだろう、最初はやりにくそうにしてたけど段々良くなったので、他の日は相手役も変わったしもっとしっくり行ったのかも。この日は最初でしたから。 横恋慕するオリオンは平野亮一さんでしたが、王子様はサマにならなくても、こういうクセのある役は好きです。
- というわけで、私が鑑たそれぞれの最初のパフォーマンスはギクシャクしてたオシポワ/ボネリ組よりも余裕のたっぷりのニュネス/ムンタ組の方が安定感があってうんと良かったです。 ハラハラするのも面白いんですけどね。
- 尚、バレエは、あとミックスが残っているんですが、来年になってから余裕があれば写真選んでみます。 他のバレエ団のダンサーもたくさん出てくれて面白かったので。