2月1日、2日、5日と週3回もジゼルに行ってしまいました
3回分まとめてアップしようと思ったのですが、最初の日は私のバレエの王子様ご出演で、写真どっさりなので、まず単独で。フラワーシャワーもある特別な日でしたしね。
同じような写真で恐縮ですが、ほれ、好きな人の顔ってちょっと違うだけでも何度もうっとりできるじゃないですか
ヴァディム・ムンタギロフは、エレガントな身のこなしと表情豊かで指先までこまやかな演技で完璧な王子様。マントひるがえして登場しただけでその輝やかしいお姿に拍手が起こりました 。他の日は平野さんとベンジャミン・エラでしたが、私の贔屓目だけではなく、この役では総合点でムンタ君がぶっちぎりのベスト 初日は病欠だったのですが(ボネリが代役)、回復してくれて嬉しいです。
残念なのは、なぜか全く惹かれないマリアネラ・ニュネスと共演することが多く、この日もそうでした。 でも、まあ考えてみれば、ムンタ君が舞台に出てる時は、たとえ立ってるだけでも彼しか見てないので(しかもほぼ双眼鏡で)、相手を見なくても済むので却って好都合かもしれません。ムンタ君が引っ込んでてマリアネラが踊ってるる時は「後ろにいる若い群舞のおにいちゃんでハンサムな男子いるかなあ」、と物色するのに忙しいしね
フラワー・シャワーはマリアネラの入団20年祝いでした。15歳で入団、20歳でプリンシパルに昇進した35歳のマリアネラ、退団でもあるまいし、たかが20年くらいで前代未聞の特別扱いしてもらえるなんて、上手な上に愛されてる証拠。 でも、彼女のファンの気持ちもわかるのですが、なんかわざとらしいところに私は魅力を感じないのかも。 ダンサーの好き嫌いは好みによるところが大きいですが、若いムンタ君にはビジュアル的にもケミストリー的にも年齢的にも他に合うプリマがいるのにねえ。なのに、夏に始まる話題の白鳥の湖もこのコンビ・・ トップチーム扱いですけどね。
小さい写真はクリックで拡大します。
花束もどっさり。
花が舞ってるのが写真でわかるでしょうか? 退団公演と同じくらいたくさん景気よくドサドサッと降ってきてました。
カーテンコールの画像はROHのHPでどうぞ(→こちら)。
最後にちょっとしたプレゼンテーションがあり、ケビン監督とアルゼンチン大使のスピーチもありました。マリアネラのスピーチを期待したのにそれはなくてがっかりでしたが、それはBBCで紹介された時の画像でどうぞ(→こちら)。
ずっと隅っこで立ってただけですが、前監督モニカ・メイソン女史と隣の女性は女王陛下の姪で故マーガレット王女の長女サラ・チャット。杖のお爺さんは誰かな?
因みに、8日のジゼルも行く予定でしたが、ローレンが降板して代役がマリアネラになっちゃったんで私もキャンセル。 さすがにジゼル疲れだったのでちょうど良かったかも。なんだか縁のないボネリは他の日にも切符持ってるし。
というわけで、なんだかオペラよりもバレエに行く方が多いのではないかという気もしてますが、財布は痛みませんので、ご心配なく。素晴らしい写真が撮れる真正面の立見席で10ポンドですから。 その人気席を確保するために年間400ポンドも払っているわけですけど・・。
ジゼルは、あと真打ナタリア・オシポワ組にも行きます。 アクロバットのようなのが好きな私にとっては物足りなくて、あまり好きではないのですが。
ジゼル三昧その2は平野亮一さんとサラ・ラム、その3は高田茜ちゃんです。