<12th Feb Mon>
平昌オリンピック、イギリスはまだメダル取れてないので盛り上がってないし、時差のためにリアルタイムで観戦するのは無理だけど、録画テレビで観るのに忙しい。
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1週間で3度目のジゼルは高田茜ちゃん。私は初めて観たのですが、後半、亡霊になって踊る場面のはかなげな風情は抜群で、憂い顔もぴったりだし、三人の中でベストな死後のジゼルだったと思います。恋人に裏切られて錯乱状態になる時の演技はサラ・ラムの方が真に迫ってて絵になったけど(ニュネスは、ムンタ君にうっとりするのに忙しくて見てないので比較できず)。
王子様は、スティーヴン・マックレーが怪我で降板し、代役はなんと茜ちゃんのボーイフレンド。 驚きの大抜擢です。
ベンジャミン・エラ君Benjaminn Ellaの経歴はROHのページ(→こちら)でご覧下さいですが、オーストラリア出身で両親もバレエダンサー、15歳でロンドンのロイヤル・バレエ・スクールに入学して以来ロンドン在住で、去年ソロイストに昇格。
まだランクは低いし、私の知る限りここで主役はやったことないし、群舞でしょっちゅう見てるけど特に上手と思ったこともスター性があるとも思ったことのないエラ君で、果たして大丈夫かしらん?、と心配だったけど、茜ちゃんと一緒に踊るのを見るのはミーハー的に楽しみでした。
そしたら、なんと、別人のようにチャーミングなエラ君が登場してびっくり。女の子みたいに可愛いし、その他大勢の時より背も高く見えるじゃないの。 踊りも堂々として、でも初々しくて、もちろん茜ちゃんとのケミストリーは特別だし、とても素敵なカップルでした
良かったね~、一緒に踊れて。 こんな嬉しそうな茜ちゃんは初めて。 一緒に踊りたいからエラ君頑張ったんだね、きっと。努力が実ってよかった、よかった
精霊の女王ミルタはいつもと違うダークできつめのメイクの金子扶美さん。 3人のミルタの中ではぶっちぎりで一番上手でした。
美人の佐々木万璃子さんはこの日もジゼルの後ろに。日本人大活躍のロイヤルバレエです。
ジゼルはまだ終わってなくて、あと2回行くかもしれませんが(オシポワは絶対行くし、ボネリの相手が又ニュネスに変更にならない限りそっちも行くかも)、明日から冬物語が始まります(→こちら)。 初日にムンタ君がマックレーの代役で出ることになり、運よくリターン切符が拾えたので、明日行ってきます。 元々ムンタ君が出る予定だった日はニュネスも出るのでリターンしよう。