<7th May Mon>
28度にもなった快晴のバンクホリデー、着物でバレエに行きました。怖れていた程暑くならなくてよかった・・。連日バレエのイイ男が見られて幸せな今日この頃(今日はリース・クラーク)、その前にロシアのイイ男の写真を。
---------------------------------------------------------------------
5月4日は違うチームでのトリプルビルのバレエ2回目。
- Marguerite Natalia Osipova
- Armand Vladimir Shklyarov
- Piano Robert Clark
お目当ては真ん中の「マルグリットとアルマン」。 この演目でのナタリア・オシポワとウラジミール・シャクリャーロフ共演は一年前に観て(→こちら)、大失望のザナイダ・ヤノウフスキーとロベルト・ボッレ組よりうんと良かったのですが、今回はこないだのムンタ君(ヴァディム・ムンタギロフ)とニュネス組(→こちら)とも比べることが出来ました。
結論は、文句なくオシポワのシャクリャーリョフ組の勝ち。 ロールデビューのムンタ組が必死だったのに比べると、このロシア・ペアは何度もやってるのでしょう、息がぴったり合って、ドラマとしての完成度がうんと高かった。 研ナオコ似のファニー・フェイスだったオシポワはちょっとふっくらしたように見え、得意のジャンプやスピンはない役だけど、しっとりとした女らしさで胸に迫るものがありました。演技のおかげで美人に見えたし。
そして、去年のバヤデーレ(→こちら)やドン・キホーテ(→こちら)とかで、それはそれは見目麗しい私のロシアのバレエの王子様(ムンタ君もロシア人だけど、長年ロンドンにいるのでイギリス人扱い)であるシャクリャーロフ、この日は可愛いだけでなく(顔だけだったらムンタ君より可愛い)、さすが年季が入って余裕がある上に表情が豊かで見惚れました。 「感情は顔の演技じゃなくて、踊りで表現しろよな」、と腹が立つくらい踊りが少ないんですが、舞台横の近い席なのに双眼鏡でガン見して、この日は主役二人の気迫ある顔の演技が充分楽しめました。 オペラではまず望めないほっそりカップルの椿姫
嗚呼、先月この二人のマノンを、日本に行ってて、見逃したのが残念でなりません
以下の写真はクリックで拡大します。カーテンコールも一緒に踊れて嬉しかった様子がわかって好印象。