<21st July Sat>
18日からオランダのレイネさんが我が家にお泊りになり、3泊4日でROH2回とグラインドボーンオペラ2回にご一緒しました。ブログネタが一気に溜まりましたが、まずは最初の日の着物について。
大きなスーツケースで着物3枚、帯3本を運んでらしたレイネさん、着物は全てお母様のをサイズ直しなさった夏物で、到着日の18日は我が家で着替えてROHのオペラコンサートへ。
暑さの続くロンドンですが、透ける黒い紗が涼しそうですね。透ける=涼しいというのは日本の感覚で、こちらでは冬の夜のソワレにでも良いのではないかしら? 特にこの渋い金銀のシックでありながらゴージャスな帯と合わせれば。
トーチャンも一緒。
ドニゼッティのレアなオペラL'Ange de Nisidaについてはあらためて書きますが、客席が暑い中、長いし、往生こいてまった(名古屋弁で「大変だった」という意味)最初のイベントでした。 ま、今回のハイライトのグラインドボーンのついでのオマケですから、ROHに着物で行けただけでもいいことにしましょう。
私のコーディネート備忘録: 水色の地色と芝草柄は好きですが、一応は絽でも化繊なので涼しくない。
ピンクの博多献上帯は初登場。去年ブライトンに琴を弾きに行ったジャパニーズ・フェスティバルのバザーで2ポンドで売ってたもの。新品だけど、お饅頭より安かったかも
今日のROHのオペラはそこそこ暑かった上に私が使う冷房付きの地下鉄が工事で不通なので、着物はギブアップ。明日のコンサートはどうなるかな?