<12th Nov Mon>
ムスメが遊びに来てくれたので、会社休んで、一日親子3人、DVDを観ながらのんびり過ごしました。先週観たアニメ映画「未来のミライ」と同じ監督の「おおかみこどもの雨と雪」と「サマーウォーズ」を日本語で、「Paddington 2」を監督のコメント版で全編。
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10月23日はロイヤルオペラハウスでヴェルディのレクイエム。 ヘンデルのソロモン(→こちら)同様、リングサイクル中はヒマでやることがない合唱団の有効活用でしょうか。
珍しくアンフィシアターに座りましたが、音のバランスは良いけど、やっぱりソロは近くで聞くのが好き。オケが舞台に乗るんだったら、脇の席は最初から売って下さいよね。 いつのまにか放出されて、気がついた時は既に遅し。
- Conductor Antonio Pappano
- Soprano Lise Davidsen
- Mezzo-soprano Jamie Barton
- Tenor Benjamin Bernheim
- Bass Gábor Bretz
- Chorus Royal Opera Chorus
パッとしない顔ぶれですが、テノールはたしかフランチェスコ・メリの予定だったような気がするけどなあ(だから切符買ったんだと思うの)。 でも、ベンジャミン・ベルンハイムも聴きたかったので、ま、いいか。彼はラ・ボエームで有名歌手が都合がつかない日に一回だけ出るという穴埋めをたしか2度やった人で、私はどちらも都合がつかなくて聴けなかったから。
で、どうだったかと言うと、可もなく不可もなく・・・。
バスのガボール・ブレッツは写真で見るとルックスは悪くないけど全く印象に残らず、どんな声だったかすら全く覚えてない。
4人の中でベストだったのは、急遽代役のリサ・ダヴィッドセンで、リングサイクルでフレイアを歌った時も良かったけど、声量たっぷりの長身美女ソプラノ。
一方、小柄で太目のメゾソプラノのジェイミー・バートンは駄目でしたね、又。
ソロがぱっとしなくてもコーラスが抜群だったらそれで良しってことにもなりえる曲ですが、ここのコーラスは上手だと思ったことがないですからねえ。オケはまあまあ。
結構好きな曲で、切符代は安かったけど(14ポンド)、果たして行った甲斐があったかどうか・・? 売り切れだったのでリターンすれば確実に売れたけど、今シーズンから手数料が倍増して一枚4ポンドになり、トーチャンと二人分だと損害が多過ぎて口惜しいし、第一、実際に聴かなきゃわからないもんね。
でも、いくらなんでも、もうちょっとましな歌手出さないと馬鹿にされると思うので、辞めると言ってたけど5年の残留と発表されたパッパーノ大将、コネを駆使してもっと格上の歌手呼んできて下さいよね。切符代が倍になってもいいから。 こういう単発コンサートは大歓迎だし、以前やってたようにソロ歌手のリサイタルも復活させましょう。