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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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有名ジェントルマンズ・クラブに着物グループ現る

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<14th Nov Wed>

誕生日ケーキ今日はチャールズ皇太子の70歳のお誕生日

この年になって「まだ待機中」なのは気の毒ですが、おめでとうございます。

記念に3組の夫婦が集う写真がリリースされましたが、長年のW不倫でメチャクチャだった夫婦、これからおそらく問題を起すであろう夫婦の中で、一組だけでもまともにやってる夫婦がいるのは一安心。

チャールズ皇太子って、頭は良いし、まじめに色んなことを考えてるんだけど、なんか魅力がないからアピールしないのよね・・。

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11月11日の日曜の午後、セント・ジェームスにある有名なジェントルマンズ・クラブにご招待して頂き、着物仲間と別世界で夢のような時間を過ごしました(イギリスユニオン・ジャックが掲揚されてるのは、この日第一次世界大戦終結百年記念式典がすぐ近くであったからでしょう)。

 

イギリスの伝統と特権階級の底力を感じられるロンドンの会員制ジェントルマンズ・クラブ、19世紀には120程あったのが現存するのは50余りだそうですが、その中でもこのロイヤル・オートモーヴィル・クラブRoyal Automobile Clubは施設の規模に於いては断トツのトップに違いありません。想像よりずっとスケールが大きくて驚きました目。 宿泊用の108部屋を始め、多数のパーティー用の部屋、図書室、ビジネスセンター、レストラン、ジム、トルコ風呂、5レーンの美しいプールもあります(詳しくは→こちら)。

でも、大規模なゆえか、RAC会員だけではやっていけないのか、世界中のクラブと提携してるそうで、ジェントルマンズ・クラブも時代と共に変わってゆくのでしょうね。 「スマホ使用禁止」(かつての電話コーナー以外は)にして伝統を守ろうと努力はしてるのですが。

     

車「ロイヤル自動車クラブ」という名に因んで、エントランス・ホールには自動車が展示されてます。2週間毎に入れ替えられ、会員のマイ・カーであることも多いそうですが、玄関の回転ドアを取り外して車を入れるんですって。

 

    

 

    

スタッフの方が特別に案内して下さって、素晴らしいお部屋をいくつか拝見しましたが、ハイライトはやはり吹き抜けの楕円形のエントランス・ホールで、大きな油絵は2011年のクラブ創設百年記念の集まりの様子だそうです。

 

  

↑↓ 中規模のダイニングルームが一番ゴージャスキラキラ

    

                      一番大きいボールルーム(私は真ん中に立ってます)。

    

ライブラリー。            すっきりした小部屋も素敵。

  

 

ここには女王様の肖像もありました。

  

偶然ですが、全員が無地もしくはあっさりした柄で揃いました。日本語が少し話せるフランス人の若いポーターが大喜びしてくれた他、たくさんの方に褒めて頂いて気分良かったです。朝のうち大雨だった所もあったのですが、午後は良いお天気になって本当に良かったです。

 

    

コーヒーゆったり優雅なドローイング・ルームでお茶を頂きました。予約できないところを特別に特等席をリザーブして頂いて、ご招待して下さった方のお心遣いに感謝です。

   

全員がスコーンを注文。小さいしクリームもジャムも美味しいので、3個づつ頂きました。食器が名前入りの特別誂えなのはさすが。

 

   

前日の大雨で葉っぱが全て落ちた紅葉との最後の写真。

雲柄の水色の無地は、12年前にムスメが私の誕生日カードにアラレちゃんに着せて描いてくれましたが(→こちら)、十代の時に白地から染めてもらったのに見本よりずっと地味な色に染め上がってしまったので、母が代わりに着てたもの。

今日の主役は季節限定の菊柄(ですよね?)の赤い帯ですが、これも娘時代にお琴の演奏会とかでよくお世話になりました。

水色と赤という着物ならではの組み合わせの実家セットでした。

 

 んちゃ!!


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