<25th Dec Tue>
オニーサン夫婦と4人でこじんまりと我が家で形通りのクリスマス・ディナー。 3時にTVで女王様のクリスマス・スピーチ、あとは食べて飲んでお喋りしたりTV観たり。
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クリスマスですから、ヘンデルのメサイヤに行った時のことを書きましょう。12月19日にバービカンで(→こちら)。
これを聴かないとクリスマス気分になれないと言うわけではないので毎年は行きませんが、今回は3年ぶり。
最前列ど真ん中は目の前に歌手がいて、近くから聴くのが好きな私にはベストな席だけど、写真の角度は欠点だわね。
因みに、最前列(もしくは時には2列目も)は見難いので(字幕がある時は歌手が邪魔で見えないし)少し安いのがトーチャンも一緒の時は助かります。この日は40ポンド(もうちょっと後ろは50ポンド)。
オケも歌手もコーラスもイギリス勢。ドイツからイギリスに帰化してロンドンに長年住んでたヘンデル先生の英語のオラトリオですから、これ以上の設定はないでしょう。イギリス人歌手としては一流どころが揃いましたしね。
その中でもスター扱いだったイエスティン君は絶好調。知名度は高いけど低い声になってしまったソフィー・ビーヴァンは残念(もっと上手なイギリス人ソプラノはいるのに)。イギリス人テノールでは今トップと私は思うアラン・クレイトンの立派な声量と美声は迫力あったけど、ほんのちょっとだけ喉にイガイガ君がいたみたいで残念。本当はもっと上手いのね。元ROHの若手アーチストだったバリトンのローデリック・ウィリアムズは相変わらず地味ながら手堅く。ブリテン・オケも好調で、最後の方はコーラスが特に良かったです。
着物じゃなくて足元にうずくまってる私のことには気付かないのかしら、とがっかりだったのですが、最後の方にやっと気付いてくれて微笑んでくれました。と思い込んでたのですが、後で写真と見たら割と最初からカメラ目線を向けてくれてたのね。写真撮るのに必死だと気が付かないわ。
ハレルヤ・コーラスで起立した観客は半分くらいかな。結構長いので、途中で数分間立つと身体が楽です。