<13th Jan Sum>
ムスメが働いてる映画産業に少しでも貢献しなくてはと思ってる割には滅多に行きませんが、一昨日の金曜日は午後から夜に掛けて２本ハシゴしてしまいました。トーチャンと私で観たいのが違ったので別々に行こうかとも思いましたが、どちらも評判良いので両方行っちゃおう。２作とも、イギリスでの評判は上々だしね（映画はレビューが良い場合にしか行きません。駄作で時間つぶすのは御免ですから）。
まず、The Favourite(邦題「女王陛下のお気に入り」→こちら、日本公開は２月１５日）。
（在位1707年 - 1714年、スチュアート王朝最後の君主。１７回も妊娠したのに一人も成人しなかったのと超肥満だったことで有名）に仕えた新旧のお気に入り女官二人のライバル物語で、ロケはハットフィールド・ハウスとハンプトン・コートなので、「ああ、あそこね。そこも知ってる！」、とお馴染みの場所が出てくるのが嬉しい。
実話ではないでしょうけど面白い話の展開で楽しめましたが、野望に燃える若い方を演じるのがなぜアメリカ人のエマ・ストーンなんだ？ 演技は上手だしトーチャンによると英語も問題ないとのことですが、やっぱりイギリス人の女優を器用して欲しかった。 イギリスで頑張る無名の女優を一躍人気女優にのし上げるチャンスだったのに。私はイギリス人役をハリウッドスターが演じるのは嫌です
。逆は構わないけど
。
１時間で腹ごしらえして、次はStan & Ollie.。ハリウッドのチビデブお笑いコンビ、ローレルとハーディがハリウッドで人気が衰えた後１９５０年代にイギリスで最後の舞台に立った時の芸人友情物語。ローレルとハーディのファンで彼らの映画ＤＶＤを全て持ってるトーチャンほど細かい所に気付けませんが、クスクスほろりとさせられて心があったかくなる映画です。 ハックニー・エンパイアという私にはお馴染みの劇場も出てきます（他の劇場として）。でも、地味だし、日本公開はないかもしれませんね。
子供の時から大の映画好きで、今は時間がないけどリタイアしたら映画三昧するつもり。 映画館で観るのが理想的ですが、家でごろんと床に転がって観るのも楽しいので、昨日の土曜日はＤＶＤとテレビで一本づつ観ました。
ＳＦ宇宙ものがなにより好きなトーチャンはＩntersteller （邦題インターステラー →こちら）は勿論封切で観て、その後ＤＶＤも即購入。そういう映画は他にもあるのですが、ひょんなことがきっかけで昨日はこれを観ることになりました。マシュー・マコノヒーの英語は聞き取りにくいので字幕を読みながら、時々トーチャンに説明もしてもらいながら、途中でお茶飲んだりトイレ行ったりしながら、３時間近い大作に圧倒されました。 クリストファー・ノーランは今一番注目されてる監督ですが、イギリス人ですから、これもある意味イギリス映画。
Manchester by the Sea(邦題マンチェスター・バイ・ザ・シー→こちら）は２０１６年に賞をたくさん取ったけど地味そうなので映画館に行く気にはなれなかった映画。でもＢＢＣテレビでやってくれるなら観なくちゃね。この直前に観たインターステラーとは全ての面で逆で、こんな暗くて影の薄い役で男優賞をそうなめにしたケイシー・アフレック（インターステラーにも出てた）は凄い。マンチェスターと言ってもイギリスではなくアメリカの街。
来週は遅ればせながらボヘミアン・ラプソディー
にも行きますかね。
因みに、今ムスメがプダペストで関わっているのはDune(1985)のリメイクで（→こちら）、主役は大躍進中の若手男優 ティモシー・シャラメーTimothée Chalamet。実は彼は主役の息子役でインターステラーにも出てるので、それが昨日ＤＶＤを観るきっかけだったのでした。