<28th Apr Sun>
旅行やオペラのネタが一体いくつ溜まっているのか数えてるヒマさえない中、いっそ大急ぎで昨夜のバレエをアップしてしまいましょう。バレエには疎いので写真中心ですが、主役が二人とも日本人という特別な夜でした。
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4月27日の夜公演は高田茜ちゃんと平野亮一さんのロメオとジュリエット。
普通なら共演はしないこの二人の共演が実現したのは、マックレーが降板して平野さんが代役だったからですが、珍しい身長差のあるカップルで、茜さんがトウシューズで立っても絵になるしリフトも安心して見らてられるし、茜ちゃんの取り得である儚さが更に強調されてとても良かったです。
平野さんは、うーん、最初ちょっとぐらついたし全体に重い感じがして、ロイヤルバレエで一番ロミオに向いてるとは思えませんでしたが(個性的な役は素晴らしいんですよ)、茜ちゃんは期待通りの素晴らしさでした。テクニック的には今や女子ダンサーではベストだと思っているのですが、今回は演技も抜群。踊らないで顔の表情だけで物語る部分も多く、それだけでも涙を誘うジュリエットでした。
録画してましたが、これは日本のテレビで放映されるかもしれないとのことですし、5月3日には茜さんと平野さんの日本語トークイベントもあり→こちら(私も行きますが連休でイギリスに来てる日本人狙い?)、普段から日本人ダンサー大活躍なのですが、この日はことさら日本を感じた夜でした(花束が少なかったのが残念)。
尚、この日は立ち見でしたが、来月ムンタ君(ヴァディム・ムンタギロフ)がロミオの日は、なんとオーケストラストールの最前列を奮発しました 今回のロメジュリはこの2チーム限定。
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ジェームス・ヘイ君の軽やかでシャープなマーキューシオは素晴らしかった