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Clik here to view.今年9月に日本でロイヤルオペラの引越公演がありますよね(→こちら)。 ヴェルディのオテロとグノーのファウストですが、そのファウストが5年ぶりにROHで6日まで上演されてて(→こちら)、4月18日と30日に行きました。但し、立ち見だった30日は前半しか観てなくて、退屈だった上に珍しく胃が痛かったのでギブアップ(前半だけで2時間もあるので充分ですが)。
あ、でも、マクヴィカーのプロダクションは素晴らしいですからね、それは期待して下さい。それについては以前の記事をご覧下さいですが(→こちら)、初めてご覧になるのであれば充分楽しめます。私は15年間で嫌という程観てて今やパフォーマンスだけが目的なんですが、ディアナ・ダムラウがぎっくり腰でキャンセルしちゃったので、一気にレベルが落ちてしまったんです。
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Music Charles-François Gounod
Libretto Jules Barbier and Michel Carré
Director David McVicar
Set designs Charles Edwards
Costume designs Brigitte Reiffenstuel
Lighting design Paule Constable
Choreography Michael Keegan-Dolan
Revival Director Bruno Ravella
Conductor Dan Ettinger
Faust Michael Fabiano
Méphistophélès Erwin Schrott
Marguerite Irina Lungu
Valentin Stéphane Degout
Siébel Marta Fontanals-Simmons
Marthe Schwertlein Carole Wilson
Wagner Germán E Alcántara
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今回のレビューはこちら(クリックで記事に飛びます)。
The Independent ★★★★★
The Stage ★★★★
Bachtrack ★★★★
Culture Whisper ★★★★
The Telegraph ★★★
The Arts Desk (£) ★★★
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最初からダブルキャストだったイリーナ・ラングは5年前のラ・ボエームのムゼッタでなかなか良かったので(→こちら)今回も期待したのですが、充分上手なんだけど、歌も演技も地味過ぎ。下ばかり向いてんだもん。なので、華やかなジュエル・ソング、ダムラウだったらきっと歌も芝居もキラキラしてたんだろうなあ、と想像しながら聴いてました。
初日はラングもキャンセルして無名のソプラノが歌ったそうですが、ご覧の通り結構良いレビューなので、その人が上手だったのかしら?
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Clik here to view.日本公演もたしか当初ソニア・ヨンチェバだったのにキャンセルされちゃったんですよね。代役のレイチェル・ウィリス=ソレンセンの声は好きですが一本調子だし、演技は大根ですからね、期待はしない方がいいかも。ファウスト役でロンドンでも素晴らしかったヴィットリオ・グリゴーロだし、深い低音が魅力のイルデブランド・ダルカンジェロが悪魔なのでそこそこのレベルにはなる筈ですけど。
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ファウスト役のマイケル・ファビアーノが今回は期待外れだったのが一番のがっかりだったかも。複数回の観賞に耐えるためには、私の場合、テノールがキーポイントなんですが、声が乾いてて精彩のないファビアーノでした。普段はもっと上手なのに・・。
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救ってくれたのは悪魔役のアーウィン・シュロットで、一人でおちゃらけて場を持たせてくれました。 鼻歌風であっても立派な声だしハンサムだしね。拍手も一番多かったのは当然だし、写真も表情豊かな彼が中心になりました。今まででベストな悪魔でしょう(過去の顔ぶれは記事の最後にリストアップしてあります)
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マルガレーテのお兄さん役は、キーンリーサイドが出たりしたこともあるのですが、今回はステファン・ドグーだったので文句はなし。
因みに、2004年のプレミエ以来の顔ぶれはこちらです。下線をクリックすると記事に飛びます(最初の二つはブログ開始前)。
2004年6月 Rアラーニャ、Aゲオルギュー、Bターフェル
2004年10月 Pベチャワ、Eケレシディ、Jトムリンソン
2006年9月 Pベチャワ、Aゲオルギュー、Oアナスタソフ
2011年9月 (初日) Vグリゴーロ、Aゲオルギュー、Rパーペ
2011年9月 (2回目) Vグリゴーロ、Aゲオルギュー、Rパーペ
2011年9月 (グリゴーロのTシャツ) Vグリゴーロ、Aゲオルギュー、Rパーペ
2011年9月 (中継日) Vグリゴーロ、Aゲオルギュー、Rパーペ
2011年9月 Jヴァレンティ、Mバイストロム、Rパーペ
2014年4月 Jカレヤ、Sヨンチェバ、Bターフェル、(お兄さんがSキーンリーサイド)
2014年4月 Jカレヤ、Sヨンチェバ、Bターフェル、(お兄さんがSキーンリーサイド)
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ところで、グノーと言えば、私が好きなロミオとジュリエットImage may be NSFW.
Clik here to view.をROHではなかなかやってくれませんねえ。先回は9年前(→こちら)、その前は19年前ですよ。折りしも今バレエのロメジュリで盛り上がってて、それを観ながらつくづく思ったわけです。