<17th Jun Mon>
午前中働いて午後はギャラリーとかに行くというのがセミリタイヤ生活の理想パターンなのですが、ナショナル・ギャラリーでやってるのSorolla展に滑り込みで行けました。陽光の描写が素晴らしいスペイン人画家。
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今年も又グラインドボーンに着物で行くことが出来ました。6月12日のセヴィリアの理髪師。
でも、折角のグラインドボーンなのに、やけに地味な着物じゃない?
そうなんです、本当はうんと鮮やかな色のにするつもりだったんですけどね、天気が怪しすぎてびびってしまい、結局、裾に泥がはねてもこの柄ならわからないだろうということで、この黒地の小紋になりました。
偶然同じ日にいらっしゃるという近所のご夫婦の車に便乗させて頂いたのですが、途中すごい土砂降り
日本からいらしたN子さんと着物でご一緒するのは初めてでしたが、鮮やかな黄色をお召しと伺っていたので、「それなら私は地味でもいいか。 二人とも地味だと淋しいけど」、と思ったのも理由の一つでした。
4時に到着した時には幸いほとんど雨は止んでたので、お庭をバックに写真撮影。
いつもは空いてるオルガンルームは、こんな天気が悪い日はちょっと混んでます。
N子さんは着物には珍しいバラの柄で、当然ながら「きれいねー」とという賞賛の声が彼女に集中
芝生のお庭での正装のピクニックが有名なんですが、こんな日は代わりにバルコニーで食事できるように椅子とテーブルが置いてあります。 ↓ この景色を眺めながら。
オペラは5時開演。
木のぬくもりが良い感じの円形のオーディトリアムですが、新館オープン25周年なんですね、きっと
私たちの席は前から2列目のど真ん中。こういう暗い所でもN子さんの着物姿は浮かび上がって視線を独占。
あら、前半が終わったら、なんと青空。
1時半の長いインターバルの間にディナーを頂きます。ビュッフェ形式のNether Wallopに友人ご夫婦と4人で
ビーフ、ポーク、サモンのパイ。
前菜もたっぷり頂いたので、メインは控え目にビーフを少しだけ。 デザートはいくつかシェアしてしっかり
N子さんとは、オペラ、着物、出身地、秀樹ファン等、共通点がたくさんあるのですが、お互いシャンペン好きなのもわかり、折角ですから奮発して乾杯
友人のご主人は運転手ですから少しだけで、私たちがほとんど頂きました。やっぱり泡の出るお酒は気分が盛り上がっていいわー
シャンペンで隠れてますけど、N子さんも私とそっくりな半襟なさってました。
食事後に少し時間があり、芝生も意外に乾いてたので、大急ぎでお庭を散策。
バラ園でN子さんのバラの柄のお着物はぴったりで素敵でしたが、私はぱっとしませんねえ。
でも、雨が止んで本当に良かった。晴れ女の二人、結局肝心な時には雨は止んで濡れることはなかったので、なーんだ、これなら私も違う着物で来ればよかったと後悔・・・。
でも、この3日後に、この日に予定してたど派手な着物で、このバラのお着物のN子さんとご一緒する機会があり、リベンジ出来ました