<22nd Aug Thus>
亡き秀樹さんの映像漁りのついでに主に70年代の日本の他の歌手とかもよく観てるのですが(それが私が知ってる日本だし)、オペラもコンサートもなくてヒマなので、前から気になってた1975年のTVドラマ赤い疑惑に遂に手を出してしまいました。Youtubeで見付けるのが難しくて順番ちょっと狂ったけど、この3日間でほぼ制覇したのではないかしら。 私たちとほぼ同時期に結婚した百恵ちゃん達、特にファンではなかった友和さんだけど、彼女を幸せにしてくれたことを知ってる今になって見ると更にハンサムですねえ(何度も出てくる輸血シーンで彼だけ上半身裸なのは笑ったけど)。両方に似てる祐太郎君が歌う百恵ちゃんの曲を聴くのも感慨深いです。
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8月17日、ボリショイバレエの最終日に行った昼夜2回のドン・キホーテ、できれば比較しながら両方一気と思ったのですが、写真が多過ぎるので(特に夜の部のイケメン男子を撮りまくった)、別々にします。
ちょっと前に新しくしたこのプロダクションを観るのは初めてですが、セットも衣装もカラフルで綺麗。
ドン・キホーテと言っても、所謂ドン・キホーテの物語ではなく、彼が訪れて遭遇したスペインの村の出来事で、恋人がいる娘に親父が金持ち男と結婚させようとするけど、結局は折れるという他愛ない恋愛コメディ。いつも誰かがクルクルピョンピョンして賑やかなので大好きな演目です。
同じのを2回続けて観るのは初めてでしたが、退屈するどころか、よく覚えているうちにダンサーの比較が出来て、余計興味深かったです。
夜の部の方がランクが高いダンサーはい多かったけど、主役カップルに関してはこの二人の方がバランスよかったかな。サイズに差があると片手リフトがちゃんと出来るだけじゃなくて、可愛いエレオノーラちゃんと精悍でダイナミックなバジルは絵になるカップルでした。
バジルのアルテミー君、ずっとしかめっ面だったスパルタカスのクラッスス役(→こちら)とは顔つきも身体つきもうんと違って見えたし、ジャンプも回転もスケール大きくて、なかなか素敵でした。
今回の男性ダンサーの立役者とも言えるデニス・ロヂキンのガールフレンドであるエレオノーラちゃんはキュートで可愛いんですが、なんか重くてキレがイマイチ・・。 私のキトリの基準は大感激したナタリア・オシポワなので、そりゃ誰だって劣ってみえちゃいますけど、それでも夜の部のキトリよりは良かったかな。 見せ場である回転は上手だったし。
今回ベストなキトリは当然16日に踊ったクリサノワなのはわかってて切符も持ってたけど(バジルがラントラートフの予定だったから)、そう何度も行くのもしんどいし、クリサノワは明るい小川で充分観たので(→こちら)満足することにして諦めたのでした。
闘牛士エスパーダがやけに地味だったのは残念。
ドンキホーテの妄想シーン。 真ん中がエレオノーラちゃん。