8月30日(金)の夜はJapan Houseに着物で。
実家の母のお下がりの亀甲柄の単衣に、野菜柄のなんとなくユーモラスな帯を合わせて。軽いカジュアルな雰囲気にしたかったんです。
なぜかと言うと、この日のイベントは英語落語でしたから。
ご一緒した方々は、暑い日ではなかったけれど、皆さんおそらく最後の夏の薄物。一番乗りして、最前列に座りましたとも。
イベントのwebsiteは→こちらですが、日本からわざわざいらして下さったキャナリー英語落語教室(→こちら)の方々。 実はグループのメンバーである友人からこのイベントのことは先月連絡があり、無料だし予約が始まったらすぐに満席になるでしょうから、毎日ジャパン・ハウスのサイトをチェックしていたところ、やっと2週間前に募集が始まったのでした。
30日と31日にロンドン、その後マンチェスターとエジンバラで公演。
主宰者の鹿鳴家英楽さん(→こちら)がまず落語について20分程説明して下さってから、 赤毛氈の台で落語4噺と玉すだれをご披露して下さり、観客は大いに笑って大受けでした
写真撮影OKということだったので、撮らせて頂きました。 英語なのに不思議と違和感ありませんでした。
トーチャン抜きで日本に行く時は必ず寄席に行く私、去年も今年も2回づつ行ったし、子ほめはお馴染みですが、英語でもわかりやすい内容だし幸楽さんはとてもお上手だったので、とても楽しめました。
一輪さんは手拭を上手に使って、これもお馴染みの狸の礼で沸かせて下さいました。
軽妙なリズムの英語に乗って玉すだれ。トーチャン「これ、東京で見たことあるよね? でも、なんでこの格好?」、私「きっとコート・ジェスターなんでしょ。リゴレットと同じよ」。 終了後のドリンクで玉すだれを実際に触らせてもらって喜んでるお客さんを何組か見掛けました。
いよっ、英楽師匠、待ってました!
三人の息子の誰に跡を継がせるか、けちべえさんの葬式の出し方を聞いて了見を知ろうとする片棒は初めて聞いたかな?
カーテンコール。 近過ぎて皆さん一緒にカメラに収めることができません。
終了後は日本酒とビールのレセプション。数々の海外公演に同行してる友人が今回は参加しなかったのだけが残念でしたが、英楽さんと一輪さんにお声掛けしてトーチャンに写真撮ってもらいました。
ギャラリーでやってる安野光雅展(→こちら)、この日は特別に遅くまでオープンしてたので、英国が題材の絵の前で着付けのA先生と記念写真。別の日にムスメと一緒に見学したのですが、素晴らしいのでお勧めです。