<21st July Sat>
昨夜は夕食会の後、タンゴ・クラブに。タンゴは素人では踊れませんから見学だけですが、リタイアしたら何かダンスを習いたいけど、何がいいかな~? トーチャンと一緒に優雅にワルツ、なんてのは起こり得ないので、フラメンコかサルサ、この年では無理でしょうけどタップダンスとか?ジムにサルサとズンバのクラスがあった時には時々行ったんですが、最近なくなってしまったの。
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7月18日、ROHのオテロに又行きました。5回しかやらないうちの3回目で、私には2回目。
初日レポート(→こちら )で書いた通り、素晴らしいオテロだったんですが、 この日はじめてご覧になる仲間数人に、「んも~~、アントネンコがすっごく良いんだから~!」、と自信たっぷりに言って期待を持たせてしまった手前、ラトヴィア人テノールのアレクサンドロス・アントネンコには初日同様のパフォーマンスをして頂かないと困るわけですが、幸い、レビューで誉められまくって自信が付いたのか、力強くも美しい圧倒的な歌唱をご披露してくれました。
初日はやはり緊張してたのか、最初に登場する大切なシーンで少々遠慮がちだったので実はちょっとがっかりしたのですが、この日はのっけからエンジン全開 そんなにエネルギッシュに飛ばして最後まで持つのかしらと心配になるくらいでしたが、ダークな美声が高らかに響いてブラヴォー、ブラヴォー
インターバルにロビーに集まった女性数人は興奮気味に、「ハンサムだし上手だし、素敵ねえ~」、とキャーキャー
立派な体格と精悍な美貌で実に魅力的なオテロのアントネンコ、10年以上前にこの役をやった時の印象が強くてタイプが同じのホセ・クーラを彷彿とさせるわけで、あとは好みの問題なんですが、私は声も容貌もクーラよりもアントネンコの方が好き
アントネンコの声の方が滑らかだからかしら、私はこの手のロブスト(力強い声質)なテノールにはあまり惹かれないんですが、彼にはノックアウトされました
というわけで、先回と同じ席から又たくさん写真を撮りました。ムーア人という役どころで顔がチョコレート色なので他の人とのバランスが難しいんですけどね。
まず、これ以上出てこない歌手以外がインターバルの前にカーテンコールをすることはROHではほぼ無いのですが、今回はオテロとイアーゴだけ登場。初日はそうとは知らずカメラの用意ができてなかったのですが、この日はばっちり構えておりました。
実はこの角度から写真を撮るために、そもそも両側の切符を持っていてこの日は逆側に座ろうと思っていたのですが、すでに切符を渡してた友人から分捕って再びこちらに座らせてもらったんです。逆からだとイアーゴの長いアゴが邪魔でしょ? (ご心配なく、来週は反対側から観ます)
最後の寝巻き姿のカーテンコールもなかなか良い写真が撮れたので、お好きなのをクリックしてご覧下さい。白い袖の内側が茶色くなってるのが見えましたよ。足は茶色のタイツでしたが。
デスデモーナのアーニャ・ハルテロスにもまた聞き惚れましたが、本当に絵になる長身美男美女カップルですね。役柄にぴったりの歌手を決して期待してはいけないのがオペラですが、今回はビジュアル面でもオテロ夫妻に関してはパーフェクト
初日は力が入り過ぎてガーガーうるさかったパッパーノ大将も、3回目でかなりリラックスしてきたのか、うんと静かでした。エネルギッシュな体の動きと心の底から音楽を楽しんでる表情はいつも通りでしたが。彼のような指揮者が見られるのもこの席に座る大きな利点です。
Giuseppe Verdi – Composr
Timothy O’Brien – Set designs
Peter J. Hall – Costume designs
Robert Bryan – Lighting designs
Michael Popper – Movement Director
Desdemona – Anja Harteros
Iago – Lucio Gallo
Cassio – Antonio Poli
Emilia – Hanna Hipp
Rodrigo – Ji Hyun Kim
Montano – Jihoon Kim
Lodovico – Brindley Sherratt
A Herald – Bryan Secombe
もう一人、カッシオ役のアントニオ・ポリ君についても皆さんに「彼も若くて可愛くて上手よ~」と押し付けたんですが、「ほんと、素敵、素敵」と同意して頂けました。
素直でよく伸びる声と好感の持てるルックスで将来有望な若いイタリア人のポリ君は、強烈な個性はないけれど、純粋無垢な若いテノール役をイメージ通りにできる稀で貴重な存在です。
贅沢を言わせてもらうと、もうちょっと顔がほっそりしたほうがいいかな。ちょっと前の写真を観ると理想的なので、その頃の姿に戻ると更にチャーミングよ、ポリ君。
お願いだから、長身でハンサムで上手なのにデブになってしまった誰かさんの二の舞は踏まないでね。(それでも、愛してるけどね、丸セロ・豚バレス)
ポリ君、又、来てね、ロンドンに。若くてフレッシュなうちに(そして願わくばちょっと痩せて)、すぐ来てね~
私は悲しいかな朝が早いサラリーマンの上、このあと2晩続けてお出掛けだし、おまけに今日はトーチャンも一緒なので出待ちはできませんでしたが、仲間のお一人がステージドアで撮ったポリ君の写真を送って下さいました。素顔のポリ君、背も高いし、素朴で爽やかな好青年ですね。
カーテンコールの動画を最近全く載せないのは、アメーバブログがそれを廃止してしまったからですが、この日は逆サイドにお座りのPrimroseさんがばっちり撮ってYoutubeに投稿して下さったのでご覧下さい(→こちら )。動くアントネンコはさらに美男子よ
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