<30th Nov Sat>
昨日またロンドンブリッジでテロ殺人。私がイギリスしてから40年、前の地下鉄に乗ってたら爆死してたかもというニアミスもあったし、テロリストの属性は変れど、ずっと怖れっ放しのロンドン。そんなに運が悪くないと思って暮らしていくしかないですが。
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昨夜はロイヤルバレエのコッペリアに行きました。いくつかチームがある中で、私が行くのは勿論ムンタ君(ヴァディム・ムンタギロフ)の出る日ですが、うーん、会社のクリスマスパーティを蹴ってまで行く価値があったかどうか・・。
初日(フランチェスカ・ヘイワードとアレックス・キャンベル)のレビューは悪くないですけどね。
The Telegraph ★★★★
Evening Standard ★★★★
Time Out ★★★★
The Guardian ★★★
14年ぶりだそうですが(ってことは、有名な割に人気ないってことですよね?)、1954年からというプロダクションは笑っちゃうくらい古めかしいし、なによりも踊りがやけに少ないんですね、これ。今年のクリスマスはくるみ割り人形も不思議の国のアリスもなくて、これと眠れる森の美女って、なんか地味・・。
最初の幕は、脇役の可愛いボーイズたち(リース・クラーク、テオ君、ルーカス、それに絶賛公演中のオペラ「ベニスに死す」で一躍注目のテッド・ディクソン)を観るのに忙しくて、ムンタ君がほとんど踊らない不満も我慢できましたが、真ん中はムンタ君はほとんど寝てるし女性ダンサーばかりで退屈でした。人形の真似して踊るコミカルな有名な踊りはまあまあだったけど、マリアネラ・ニュネスにはなぜか惹かれないので、うんと前に観た吉田都さんの方がうんと好き。 ギャリー・ディヴィスは芝居上手いけど、コメディ観に来たんじゃないわけだし・・。
最後でやっとバレエらしいバレエを踊ってくれて、切れの良いムンタ君を楽しめましたが、あまりに短いわ。
今シーズンからバレエは控えることにして、主にムンタ君狙いだけにしようと思ってるわけですが、来月の眠れる森の美女は昼公演と夜公演と又間違えて買ってしまったし(買う時はパニック状態なので昼夜二回あるバレエはしょっちゅう間違える)、白鳥の湖はオペラ遠征と重なったので行けないし(これは二回分買ってあるのでまだ救いがあるけど)、なんだかねえ・・・。 もしROH会員をオペラ部門とバレエ部門と別にするってことになったら、迷わずオペラだけにします(それで安くなるなら、是非そうして欲しい)。