<16th Dec Mon>
12月後半はコンサートもオペラもほとんどなくてヒマだわあ。オペラに行かないのは今やってるオテロと椿姫をパスするからで、オテロは主役カップルが好きじゃないし(クンデとヤホ)、長丁場で数チームある椿姫は3月まで待ちます。
代わりに会社帰りにギャラリーやミュージアム、映画にせっせと行くつもりで、今日はまず大英博物館のトロイ展Troy myth and realityに(→こちら)。神話からシュリーマンによる発掘へと上手に流れたのは良かったのですが、説明が足元にあってしかも暗いので読み難いのが残念。
大英博物館お得意の古代ギリシャ壷が当然たくさんありましたが、主役はいわばアキレスで、うんと後の大理石の彫像二つが綺麗だったので写真撮りました。母親が赤ん坊のアキレスを不死身にしようと川に浸した時に踵(かかと)を掴んでいたのでそこだけ浸すことが出来なかくて弱点になったという場面と、踵に矢が刺さってしまった場面で、クリックで拡大します。
ツタンカーメン展も楽しみだし、他のも行こうっと。
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12月7日は英国日本人会Japan Associationの忘年会。
色んなイベントを企画して下さるものの平日が多く、働いてる私は行きにくいため、ほとんど参加しない幽霊会員ですが、これは土曜日だったので、行ってみました。近い将来リタイアしたら仲良くして頂きたいですしね。
こういう日本人がたくさんいる所には無難を心掛ける私。大袈裟にならないよう、江戸小紋にカジュアルでユーモアのある野菜柄の帯で。他に3人の方が着物でいらしてましたが、私たちを見て「私も着物着たい」と思って下さる方がいるといいけど。
60名以上の参加で、豪華な幕の内弁当を頂いた後は歌やクイズ、くじ引きもあって賑やか。この会は元気一杯の70代以上のお姉さま方がたくさんいらっしゃるので、励みになります。
11日は月一回集まる食事会仲間たちとのディナー。
The Churchill Arms(→こちら)はケンジントンにある有名なパブですが、精一杯クリスマスしててキラキラ。 中もユニークで大好きですが、今日はここには寄らず、写真撮っただけ。 この近くの小さくて静かで美味しいレストランで9人でわいわいとワイン飲みながらお喋り。
お馴染みの人たちで、私がどんなヘンテコな着物でも大丈夫だろうから、超若作りにしちゃおうと、ウールのアンサンブル。昭和の娘はこういうの持ってましたよね。カジュアルに足袋ソックスに下駄で。
今年の夏に日本の実家で着物の整理してたら出てきたこのセット、50年くらい前におそらく母が縫ってくれたのに持ってることすらずっと知らず、新品状態で行李の中で眠ってました。日本ではこんな短い羽織は流行遅れで誰も着てないでしょうが、折角遠くまで運んだのだし、一度は着なくちゃね。こんな寒い日は絶好の機会。
今年はあと一回着物でお出掛けする予定ですが、回数数えながら頑張ったおかげでめでたく目標に達しました。
一方でコンサートやオペラの回数は自然体で、最後に数えるのが楽しみ。