<17th Jan Fri>
昨日も充実で、午前中仕事、午後は映画、夜はコンサート(Wigmore HallでCTのジャルスキー)。
レビューがあまりにも悪いので行こうかどうしようか迷ったCATSですが、ロンドンが舞台なんだし、お馴染みのバレーダンサーも出るから、やっぱり行かなくちゃね(トーチャンはNo Thank youと)。 生舞台はオープンしたての頃に一度観ただけなので全く覚えてないので比較できない上に、期待が低かったせいもあるかもしれないけど、充分楽しめました。サイズが場面によって変わる不気味な猫たちは適材適所だし、雰囲気のあるロンドンの街もなかなか素敵。最大のヒットである「メモリー」は、ジェニファー・ハドソンに失望したけど、フランチェスカ・ヘイワードが可愛い声で少し歌ってくれたのはよかった。音楽的に一番好きだったのはエンド・クレジットのテイラー・スィフト。彼女は猫としてもチャーミングだったし、ファンになりました。
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1月13日、ユジャワンがチェロのゴーティエ・カプソン(38歳)と合奏。
昨年11月21日のクラリネット王子との共演(→こちら)に続くバービカンのユジャワン・シリーズの2回目です(→こちら) 。王羽佳って漢字の方が素敵ですね。
アンコール:Le Grand Tango by Astor Piazzolla.
bachtrack ★★★★★
The Guardian ★★★★
The Arts Desk ★★★
チェロのカプソンを聴いたのは初めてだけど、音色が美しくなくてがっかり。ギーギー、ギーギー・・、耳障りとも言えるほど。 弦を強く擦り過ぎ? かぶりつきど真ん中だったので、ほんとのかすかな擦る音が全部聞えてしまうのも気が散ったし(ヨーヨーマのかぶりつきではそんなこと気にしたことなかったけど)、その上、静かな部分では彼が大きく息を吸うのも聞えて、なんだかなあ・・。最初のフランクの曲はやっぱりヴァイオリンの方がずっと良いし。
一番よかったのは、結構長かったアンコール。アルゼンチンタンゴを踊ったらぴったりのジャズ風でもある曲で、これはギーギー音を効果的に使って、盛り上がりました。ご丁寧にセクシーな赤いライトでダンスフロアーの雰囲気まで作ってくれるサービスぶり。似たようなクラシック曲ばかりじゃ退屈と思ってたところに新鮮なフィナーレでした。
ユジャは伴奏なので本領発揮できないし、エレガントだけどやけに地味なロングドレス一着だけで、ミニスカートを期待してたおじさん達は(私の隣のトーチャンも)がっかりだったでしょうねえ。
ユジャが3回あるうち、最後のハイライトである独奏リサイタルが3月31日にあります(→こちら)。