<28th Mar Sat>
ふーっ、やれやれ、やっと週末だ。
23日の外出禁止令以来、自宅勤務してて、感染の危険に晒されないのは安心ですが(既に感染してる場合は他の人に移さなくて済む)、忙しいのなんのって、それだけでくったくた・・。
昨日まで毎日、目が覚めたら(疲れて早く寝てしまうので早く目が覚める)、まず8時過ぎまで平均2時間近くニューヨークのメトロポリタンオペラのストリーミングを観てましたが、長いオペラのワーグナー週間なので、とばしながらしか観られず。リタイアしたらメトのオンデマンドを購入してゆっくり観る予定だったので、なにも今無理して中途半端に観なくてもいいのですが、やってくれたら観たいじゃないですか。
それから近所を20、30分散歩して、ラジオ体操第一&第二をまじめにやって、朝食してから9時に仕事開始して、夜7時まで昼休みもなしに必死。まあ、山は越したでしょうし慣れてきたので来週から少し楽になると思いたいですが、どうなることやら。ま、来年早々退職予定なので最後のご奉公ってことでせいぜい頑張りましょう。しょっちゅう電話もくるのでトーチャンはテレビも観られず、迷惑掛けてしまったけど、静かにアイパッドでメトのリングサイクルを喜んで全部観てたから、まあいいか。 ちょっと時間があったらメト以外のストリーミングをちょこちょこ観るのも良い気分転換。パリで観る予定だったドン・ジョバンニも観られたし、ミュンヘンのルチアは素晴らしかった ウィーンのは飛ばし飛ばしですが、ほぼ全部観てます。
土曜日の今日は正味4時間半の神々の黄昏を一緒に全部観たら、すでにお昼近く。散歩してコロナニュースとか観てたら終ってしまった一日でした。働いてるほうが充実感あるかも。大した仕事してないですが、少しはボケ防止にもなってるかもしれないし、年度末と重なって大変な時なので同僚たちとの一体感もあり。
一体感と言えば、木曜日の夜8時にインターネットから始まった最前線ではたらくNHS(国民保健サービス)や介護職員などに感謝するためにClap for Our Carersという企画があり、イギリス中で一斉に拍手したり歓声あげたりお鍋叩いたりと盛り上がって感動的でした。
ロイヤルファミリーの三兄弟も事前の録画で参加。こういうのがロイヤルファミリーの存在価値ですもんね(→こちらの日本の記事で動画もあり)。チャールズ皇太子も感染してしまったけど、どうか、どうか、女王様はご無事であらせられますよう・・。
ボリス首相や健康相も感染して、イギリスは大変なことになってて、昨日は死者の数が260人とこれまでで一番多く、千人を越しました。イタリアみたいにならないように皆で頑張ってるけど、毎日エスカレート。 日本の皆さんも、家の中にいましょうね。
食料の買い占めは少し緩和したようですが、3日前にトーチャンがスーパーに朝一番で行ったら(そうしないと何も買えない)、入るのに行列が出来てて、しばらく待ってたら店員さんが年配者だけ先に通してくれたのですが、トーチャンもその中に入ってて、かなりムッとしたみたい。65歳で白髪だから仕方ないでしょうに、その屈辱感を又味わうのは嫌だと思ったのか、やたらたくさん買い込んで、我が家は特に野菜だらけ。 因みに、いくら忙しくても料理担当は私。ろくなもの作れないトーチャンがやって私が不満言ったら夫婦喧嘩になりそうで、それ最悪ですもんね。